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彼と愛し合ってはいけない【緑間?】*高尾くんヤンデレ ページ3

彼と愛し合ってはいけない。
私は彼が大好きなのに、アイツがそれを許さない。

「おー、A起きた?おはよ!」
『……』

「…返事はねぇの?」
『お、おはよう…っ』

「ん、はよ。それにしても本当可愛いな」
『ここから…だして…!』

「どうして?」
『ここから出たい!真太郎に会わせて!!』

私は真太郎が好きだった。でも、彼の家に囚われてしまった。

「真ちゃん好き?」
『だ、大好き!何よりも…っ、この世の何よりも愛してるの…っ!』

すると、腹部あたりに激痛が走った。

『ぐっ…かはっ…ゲホゲホ…ッ』
「…いつも、いつも真ちゃんばっかり!俺はこんなにAを愛してるのに!」

『私は…っ!真太郎が好きなの!…真太郎に会わせて!!』
「…あぁ、そんなに会いたいなら会わせてやるよ」

私は嬉しかった。やっと真太郎に会える。
高尾くんは自分のケータイをとりだした。

「…あ、真ちゃん?今すぐ俺ん家来てくんね?…ん?…A見つかったよ。…うん、俺の家にいるから。…じゃっ」
『真太郎に会えるの?』

「…あぁ」








それから数分、高尾くんの家のチャイムがなった。
高尾くんは玄関のドアを開けたようで、すぐドタドタという騒がしい音がした。

「A!」
『真太郎!!…会いたかった!』

「俺もだ…?なんだ、その鎖」
『こ、これは、その…』

「…まぁ、いい。ずっと言いたかったことがあるのだよ」
『私もあるの』

「俺はずっとお前のことが…ッ」
『真太郎?』

真太郎は腹部をおさえたと思ったら倒れ込んだ。
そして、背中には光に反射し輝いている包丁。

『真太郎!?大丈夫?』
「Aは俺のだ。いくら真ちゃんでもやんねーよ?」

『高尾くん?…高尾くんがやったの!?ねぇ!どうして!?』
「俺のAがとられそうだったから。だから、殺してやった」

『真太郎!死なないで!まだ、私っ私!好きって伝えてない!』
「大丈夫、真ちゃんもAが好きだったから」

『そんなの…っ!真太郎の口から聞きたい!真太郎!』
「これで…俺のモノだなA」

愛する人を失った少女は誰を想うのだろうか_

‐二人の異性から愛された少女の行方‐

彼を待ってはいけない【黄瀬】*からくりピエロ風→←彼を殺してはいけない【黒子】*ヤンデレ



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れーたん - 忙しい中書いてくれてありがとうございました!すごく良かったです! (2014年7月19日 14時) (レス) id: ecfdd5f91d (このIDを非表示/違反報告)
れーたん - ふろーとまかろん.さん» 遅くても大丈夫です!修学旅行、楽しんで下さい! (2014年5月24日 12時) (レス) id: ecfdd5f91d (このIDを非表示/違反報告)
ふろーとまかろん.(プロフ) - れーたんさん» 了解です!ですが、明日から修学旅行なので遅くなりますがそれでもいいですか? (2014年5月23日 19時) (レス) id: a73db4460d (このIDを非表示/違反報告)
れーたん - リクしても大丈夫ですか?青峰くんで、切ない、辛い感じの話をお願いします! (2014年5月23日 10時) (レス) id: ecfdd5f91d (このIDを非表示/違反報告)
ふろーとまかろん.(プロフ) - (=綾ω猫=)さん» 笠松さん、初めてなので下手になるかもですが、ぜひかかせていただきます (2014年5月16日 21時) (レス) id: a73db4460d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふろーとまかろん. | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/macaron1017/  
作成日時:2014年2月1日 0時

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