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ページ3

?「入るぞ」

ガチャリとドアの音がして、私は慌ててそちらを振り向く

貴「もー、ベルモットといいジンといい、なんでノックをすることを知らないのかな!?」

声をかけるのと同時にドア開けたら意味無いでしょ!と言いながらジンと向き合うと、こいつも持ってたボイスレコーダー((

ジ「別に今さら隠すようなこともねーだろ。それともなんだ、俺達にナイショで男でもいんのか?」

そう私に尋ねるジンの目は笑っていなかった

貴「いやいや、それはないけどさ…」

ジンたちにサプライズでプレゼント用意とかしてるときにいきなり入られたら、驚かせらんないじゃん…と私が少し不貞腐れるように言ったら、ジンは口元を押さえながらスマホを私に向けていた

おい、今ピロリンって鳴っただろ

動画か?動画を撮ってやがったのか?









貴「というか、ベルモットに用があったんじゃないの?」

先程ウォッカが「ジンのアニキが呼んでる」とベルモットを連れに来たばかりだ、まさかもう用が終わったというわけではないだろう

ジ「ああ、あれはお前のところからベルモットを引き剥がすための口実だ」

さらりと吐いたジンに、私は「こいつマジか」というような視線を浴びせる

さん→←いち



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作者名:あいにゃ | 作成日時:2020年4月28日 0時

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