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きょとん とする
「あれって？」
藤「今日の男。」
あぁ…
重岡先輩 か
「彼氏じゃない 彼氏じゃないです！」
そんな おこがましい
あんな素敵な人がわたしの彼氏だなんて。
藤「ふーん 他人とあんなベタベタするもんなん？」
「ベタベタって…」
藤「俺 あの人 嫌い。」
「え？」
また始まった
藤井くんの 嫌い嫌い病 。
「重岡先輩はいい人だよ？」
藤「知らん 俺は嫌い。」
「…そう言われても 」
藤「気に入らへんねん なんか。」
そう言って 藤井くんが
フラ〜っとそのまま公園へ入って行く
本当に自由だなぁ この人…
と思いながらも のろのろと着いて行く
藤「なあ はよ来て。」
滑り台の柱に寄り掛かって
わたしを呼ぶ
「…はいはい。」
少し急いで 近付くと
藤「遠い ここ 来て。」
自分のすぐ隣を顎でクイと示す
「えー」
本当は嬉しいくせに
わざと 少し 遊んでみる 。
すると いきなりムスッとした藤井くんが
わたしに手を伸ばしてきて 引っ張った
「わっ！」
藤「ここや ゆーてんねん あほ。」
それは ぴったりとくっつくほどの距離
「な ななな、」
わたしがあたふたしていると
ドスッと 遠慮なく
頭の上に 腕を置いてきた 。
「は おっも！」
藤「A ちびやからちょーどええねん。」
あー 楽。と呟く
その言葉に ドキドキが吹っ飛んだ
「…肘置きですか。」
藤「不満？」
「いえ とんでも、」
藤「不満って 顔に書いてあんで。」
そう言って 突然 顔を覗き込んでくるから
あまりの近さにびっくりする
藤「なに 照れてるん。」
「え！？いやいやいや」
藤「…」
「いやいや、」
うそ。
本当は かなりバクバクいってる
必死に否定するも
何故か この距離で止まる藤井くん 。
「あの、」
藤「…ちゅーしてええ？」
「はい！？」
目の前の脱力系男子は
突然
こんな爆弾を放り投げてきました 。
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ここもも(元ありす∞)(プロフ) - くりかぼちゃさん» ありがとうございます。。 (2016年12月24日 2時) (
レス) id: 5118f4e717 (このIDを非表示/違反報告)
くりかぼちゃ(プロフ) - 小瀧くんは、無気力男子という作品です (2016年12月23日 20時) (レス) id: 62603cb32e (このIDを非表示/違反報告)
くりかぼちゃ(プロフ) - 突然のコメントなんですが、こたきまるさんという方が書いてらっしゃる小瀧くんの小説がこの作品に全く似てて、作者さんの作品が盗作されてるなんて許せなくて、作者さんからも一度見ていただけないでしょうか (2016年12月23日 20時) (レス) id: 62603cb32e (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - 流星くんの緩さ可愛すぎでした！続編もぜひ読ませてもらいます！ (2016年10月9日 12時) (レス) id: 20973378e7 (このIDを非表示/違反報告)
chico(プロフ) - はじめまして！初コメントです！かわいい話ににやにや止まりませんでした（笑）背中に好きは反則すぎます…夜中に叫びました（笑）とっても面白いです！これからも頑張ってください(´∀｀*) (2016年2月25日 5時) (レス) id: d621956a23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす∞
| 作成日時：2016年1月31日 12時
