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『さよならー』
今日も一日授業がおわって
教科書を鞄に入れる
小「なぁ今日も神ちゃん来んのー？」
「ん？今日来れないって。」
小「なんやー！歩かなあかんやん…」
めんどーと言って
今度はわたしの頭に腕を置いてきた
「…のんちゃん。」
小「ん？」
「ん？じゃなくて！わたし肘置きじゃないからね？」
小「いやーついな？Aって妹みたいやん？」
な？流星と
いつのまにか居た流星にそう聞くと
藤「…んー、妹ではないな。」
小「え！これ妹やなかったらなんなん！？」
これって
のんちゃんこれって！
心の中でツッコんでいると
藤「えー彼女の方がええわ俺。」
ポケットに手を突っ込んだまま
普通の顔してそう言った
「え？」
小「まあなーでも神ちゃんのやしな！」
のんちゃんは サラッと流したけど
いやむしろ
それが本来のわたしたちなんだろうけど
今のわたしには
少なからず戸惑う言葉で
小「帰ろ帰ろー」
さっさと前を歩くのんちゃんに
慌てて着いて行こうとすると
藤「…そういうことやから。」
「え？」
藤「俺の本音。」
コソッとそう言って
藤「行くで。」
わたしの手を引いて
のんちゃんを追いかけた
.
「あれ？のんちゃんは？」
藤「なんか先帰るって。」
「え！？」
帰り道に寄ったお店から出ると
流星しかいなくて
「…」
流星とふたりか
藤「帰ろ。」
「あ うん。」
歩き出した流星の
ちょっと後ろを歩く
藤「…なんなんこの距離。」
「え？いや別に、」
振り返った流星がそう言った
藤「なぁ…もしかして」
すると突然
わたしと距離を詰めて来たから
半歩 後ずさる
藤「俺のこと意識しとるん？」
「は！？」
いきなりの質問に
過剰に反応してしまう
「い いやなに意識って、」
藤「…男として。」
ふっと鼻で笑って
余裕そうに そう言った
「なに言ってんの！そんなわけ、」
藤「あほ、意識させてんねん。」
そう言うと
グッとさらに距離を詰めて
「っ近、」
藤「なぁ もっと意識してや。」
次の瞬間
ふわっと流星の匂いがして
「っ！」
そっと 唇が触れた
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ぁぃ(プロフ) - 嫉妬したり、ドロドロしていた所すごく良くて、この感想を書く前に何回も読み返すほど良かったです！ (2016年10月18日 2時) (
レス) id: 20973378e7 (このIDを非表示/違反報告)
そら - とっても素敵なお話でした〜〜！ありがとうございます！ (2016年9月12日 0時) (レス) id: 04cf91f7c2 (このIDを非表示/違反報告)
( ? ) ぴぴ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！忙しいと思いますが頑張ってください 〜〜 (2016年6月11日 21時) (レス) id: 428cc0ae53 (このIDを非表示/違反報告)
山田 淳(プロフ) - この小説大好きです！神ちゃんと流星に取り合いされるなんて幸せですね♪笑 お話の続きが気になります!!! これからも更新頑張って下さい！応援してます♪ (2016年5月4日 17時) (レス) id: 54fa745ed8 (このIDを非表示/違反報告)
しーたろう(プロフ) - 神ちゃんの溺愛っぷりがすごいいいです！この後の展開も楽しみにしてます！ (2016年4月22日 12時) (レス) id: babed0ee6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす∞
| 作成日時：2016年2月13日 1時
