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12.青い監獄 ページ14

『日本サッカーがワールドカップ優勝する為に、世界一のストライカーを誕生させる』









その計画の元に集められた私達300人の高校生FW(フォワード)は、まず同意書を記載させられた。
そして寮へ向かう為にバスへ乗り込めと言われただけで、それ以上は何も伝えられず、山道を登る事1時間、突如としてそれ(・・)は現れる。


『大きい……あれが、青い監獄(ブルーロック)


山の中で一際目立つ、巨大な建物。
そこには、『BLUE LOCK』と大きな文字で書かれていた。
まさかこれ程まで立派な建物だったとは思わず、少し呆気に取られてしまう。
ここが私のサッカー人生を変える場所なんだ。










バスを降りるとまず、スマホや財布、持っていた物を全て没収されてしまった。
次にブルーロックの前で待っていた女性から、1人ずつボディスーツが配られ、私もそれを受け取る。


「それじゃあ、1人ずつユニフォームのアルファベットの部屋に入り、着替えて待機して下さい」


あれ?
今思ったけど、私だけ女子だけど着替えはどうしたら良いんだろう。
男の人達が居る前で着替えるのも恥ずかしいし、どこか隠れて着替えれそうな場所は無いかな。


「御影さん、貴女は専用の更衣室で着替えてもらいます。付いて来て下さい」

『あ、はい』


良かった、そこはちゃんと用意していてくれた様だ。










女性の道案内に付き添いながら施設へと入り、迷路みたいなコンクリートの壁を進み始める。
建物の見た目から凄くインパクトはあったが、中もしっかりとした構造になっていて、一体どれだけの資金を使ったのだろうかと思わず考えてしまう。


「ここが御影さん専用の更衣室です。鍵も掛けられる様になっているので、安心して下さい。あと着替えた衣服は、この後向かう場所のロッカールームに入れて置いて下さい」


『分かりました』


それだけを告げた女性は、そのまま更衣室を出て行ってしまった。
とりあえず更衣室をグルリと見渡した後、手に持っているボディースーツへと着替え始める。
ボディースーツ自体はかなりパツパツで、身体のラインがしっかりと分かる様になっていたが、一応配慮してくれたのか、ジップアップパーカーが備わっていた。
それを上から着た私は脱衣所から出て、指示された場所へと向かって行く。


『290Z……あった、ここだ』


少し迷ったけど、なんとか指定されている場所へと到着した。
黒い扉に大きく『Room Z』と書かれている。

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設定タグ:ブルーロック , 御影玲王 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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Banri - アイズさん» コメントありがとうございます!少しゆっくりになるかもしれませんが、更新頑張ります!これからもよろしくお願いします! (1月26日 11時) (レス) id: 4def71807c (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - 更新待ってます! (1月26日 7時) (レス) id: f7fb020bf2 (このIDを非表示/違反報告)
Banri - コメントありがとうございます!そんな風に言って頂けて、とても嬉しいです!更新頑張りますね、これからもよろしくお願いします! (1月21日 11時) (レス) id: 4def71807c (このIDを非表示/違反報告)
MaO(プロフ) - 一気読みするほど、とても良かったです!続きを楽しみに待っています!応援しています! (1月21日 10時) (レス) id: 96e9700f7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Banri | 作成日時:2024年1月16日 18時

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