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1cm ページ2

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MS「…〜。…A。…A!!!」



『ぅわ、』



私の名前を呼ぶミンソクオッパの声に驚いて、ハッと目を覚ます



『な、なに……びっくりしたじゃん…』



私が目を丸くしてオッパを見つめると、ため息をついてから部屋の時計を指差した




MS「8時。遅刻するよ?」





8時…??





遅刻…????





数秒思考回路が止まってから、やっと意味を理解する





『ッッやばい!!!!!』





ベッドから飛び起きて急いで最低限の身支度を始める。



そしてそれを呆れながら見守るオッパ。




MS「お弁当、リュックに入れておくからね〜」




私が髪の毛をとかしている間にリビングからそう言っているのが聞こえた





『オッパありがとういってきます!!!』





5分で身支度を終わらせて、リュックを持って走って家を出る




転校初日に大寝坊……



漫画みたいな朝から、私の転校生生活は始まった









「……ご両親が事故で亡くなって今はお兄さんと2人暮らしか。引っ越したばかりで大変だなぁ、これじゃ初日から寝坊するのも仕方ないな」



『はは…すみません……』



全力ダッシュのおかげで、なんとか朝のホームルームまでには間に合えた…。



先生と教室に向かう間、息切れを落ち着かせるのに必死でいると2-6と書かれた教室に先生が入っていった。




「おーい席つけ〜転校生の紹介だ。A、自己紹介を」



先生の後について教室へ入りながら最後の身だしなみを整える




『はじめまして、キム …「A?」……え、?』



BH「キム A!」



誰かに名前を呼ばれたと思ったら、茶色がかった髪の男の子がこっちに向かって指を指している





BH「うそだろ!!俺だよ、ビョンベッキョン!」



『え、…べく、?』







目を輝かせて嬉しそうに笑っているのは私の幼馴染、ベクだった

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作者名:ぱだ | 作成日時:2020年2月24日 21時

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