希 望 Part2 ページ30
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ドフラミンゴ｢あぁ？
ローが俺を倒すだと？｣
｢うっ......｣
ドフラミンゴはまた私に攻撃をする。
｢...はぁっ、はぁっ。
...えぇ、何度でも言うわ。
ローはあなたを倒す！！！！！
私はローを信じてる！！！！！
うぁっ......！！｣
ドフラミンゴはどんどん私の身体を痛めつけていった。
身体の至る所に切り傷ができ、
血がボタボタと下に垂れていく。
ドフラミンゴ｢...A。
お前はこの1年間、俺にお前の身体全て捧げてきた。
ローと一緒に過ごしたのはたった2週間、
しかも２年前のことだろ？
なぜ俺よりもローを信じる。｣
｢当たり前じゃない...
確かに私たちはこの1年間を共にした。
...身 体の関係だって、ある。
でも、そこに愛はなかった。
いくら身 体が繋がったって、心が繋がったことは
1度もなかったわ！！｣
｢私は2年前からずっと、ずーっと、
ローのことが好...うわぁっ!!!!!｣
バーン...という音とともに、
私の腹部に激痛が走った。
今までの糸で切り刻まれた痛みとは
全く別。
重く、鈍いその痛みに、
言葉が出なくなった。
ドフラミンゴは、私に銃弾をうったのだ。
ドフラミンゴ｢...それ以上言うな、A。
怒りでお前を殺してしまいそうだ。｣
ドフラミンゴの顔は、
今まで見てきた中で1番冷酷であった。
思わず背筋がぞっとした。
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作者名：紫 音 | 作成日時：2020年5月17日 1時
