再 会 Part5 ページ16
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それから間もなくして、CP-0が到着し、
国民たちにドフラミンゴが七武海をやめるというのは
誤報だということが伝えられた。
国の騒ぎはそれで落ち着き、
いつも通りとなった。
...ローはもう、この国についているのだろうか。
ベポやシャチ、ペンギンも一緒かな？
...みんな、私のことは覚えてないんだろうけど。
でも、一目でいいから会いたい。
この目で、大好きなローの姿をみたい。
2年経ったけど、2年ならそんなに変わってないかな。
2年前よりも強くなってはいるんだろうな。
もっと男前になってたらどうしよう。
そんなことを考えながらも、
漠然とした不安感は拭うことができなかった。
無事にローがこの島を出航出来ますように。
私にはそう願うことしか出来ない。
この王宮で、ドフラミンゴのそばにいることしか
出来ないんだものー。
ドフラミンゴ｢A。｣
15時前、ドフラミンゴはぼーっと窓の外を眺めていた
私を呼んだ。
ドフラミンゴの座るソファーへと近づくと、
いきなり押し倒 された。
｢やっ..... どうしたの、ドフィー。
こんな昼間から......｣
ドフラミンゴ｢ふふっ。最後まではヤ らねぇさ。
ただ一つだけ......｣
｢......っ｣
ドフラミンゴは私の項にキスマ ークをつけた。
髪をかきあげれば、簡単に見える位置に。
ドフラミンゴ｢...よし、もう15時になる。
A、お前の力を貸せ。
今からグリーンビッドの東の海岸へ
一緒にワープしろ。｣
｢グリーンビッド...!?
あの闘魚で囲まれた島に何の用が...!?｣
ドフラミンゴ｢いいから、お前は俺の言う通りにしろ。｣
｢...わかったわ。｣
私はドフラミンゴに抱きついた。
そして言われた通り、グリーンビッドの東の港を
頭の中に思い描いた。
｢ワープ。｣
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作者名：紫 音 | 作成日時：2020年5月17日 1時
