再 会 Part1 ページ12
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ドレスローザに来て1年後ー。
｢あっ......//// はぁっはぁっはぁっ......//// ｣
ドフラミンゴ｢ふっふっふ...
可愛いよ、A...｣
ドフラミンゴが、私の髪をかきあげ、
キスをする。
月の光に照らされた
ドフラミンゴの鍛え上げられた肉体は、
何回みても、悔しくも美しいと思ってしまう。
ドフラミンゴ｢...だすぞ。｣
｢やぁっ......////｣
私たちは共に果 てた。
一体もう何回目だろうか。
ドフラミンゴと身 体を 重ね たのは。
ドフラミンゴの気分のままに急に誘われ、
言われるがままに服を脱 ぎ、身体を捧 ぐ。
そこに愛など微塵も感じなかった。
ドフラミンゴは私を最高幹部として、
とても良い待遇をしてくれた。
豪華な食事も提供してくれるし、
服だって王宮にぴったりな高価なドレスばかり。
私は別に戦いに出されることもなく、
毎日をただただ王宮の中で過ごしていた。
幹部の中には戦わない私が最高幹部であることに
異議をとなえるものもいたが、
ドフラミンゴが私は特別だと、
皆を無理やり納得させた。
幹部とは別にあまり仲良くなる人なんていなかったが、たった1人、ヴァイオレットだけは自ら私に
話しかけてくれ、仲良くなった。
彼女は時々、この国の話をしては、
悲しそうな表情を浮かべた。
...私も、ドフラミンゴがこの国にしている裏事情ー、
私のようなおもちゃにされた人達がいること、
コロシアムの囚人剣闘士たち、
SMILE工場で働かされてる小人族、
そして... 元国王リク王に起きた悲劇。
全てを知ってやはりこの男のことを
悪魔としか思えなかった。
けど、おもちゃとなった私は彼の命令に
従うしかない。
彼を愛さなくてはならない。
何度も逃げたいと思った。
ドフラミンゴと愛し合った自分の身体を見て、
何度も泣いた。
...ロー。
あなたが抱きしめてくれた時は
とても心が救われて、
あなたがキスしてくれた時は
これ程にない幸せを感じたのに。
会いたい。会いたいよ、ロー...
例えあなたが私のことを忘れてしまっていても。
あなたの姿がみたい。
あわよくば、もう一度あなたのそばにいたいー。
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作者名：紫 音 | 作成日時：2020年5月17日 1時
