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幸せな時間? ページ6

ピ、ピ、と一定のリズムで鳴る機械音。

真っ白で統一された部屋。

その部屋の寝台には一人の女性が眠っていた。

そしてもう一人、砂色の外套を着た男性が彼女の手を握っていた。

「………A。」

愛おしそうに女性の名を呼ぶ男性。

そっと頬に手を滑らせる。

「早く私を思い出してね。」

白い頬に透明な雫が落ちた。

それを拭った男性は立ち上がり、部屋を出た。



白い部屋に一人、眠り続ける女性。

その顔は幸せそうだった。

幸せな時間→←・



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作者名:くろす | 作成日時:2023年8月31日 16時

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