▼_06 宇髄天元HBD ページ6
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「むむ…」
宇髄先輩の誕生日は生憎の平日。
次の休みにデートしてしっかりお祝いする予定だけど当日になにかしたくて朝1番にプレゼントを渡しに先輩の教室に来たけど…
「宇髄くん!お誕生日おめでとう!ハロウィンも兼ねてお菓子作ったから良かったら食べて!」
「プレゼント買ったの!」
持ち前の顔の良さと性格で宇髄先輩の周りは女の子達で大盛況。
彼女のわたしはと言えばドアから教室の中を覗いているざまだ。
宇髄「悪ぃが俺は惚れた女以外からは何も受け取らねぇ」
付き合った日、校内放送をジャックして「今日からAはこの宇髄天元の女だから手ぇだしたやつは全員ド派手に叩き潰すからよろしく」って宣言してたけど目の前にいる彼女達にあの日のことも今の彼の言葉も関係ない、お構い無しのよう。
わたしだって負けずにド派手に登場してやるんだから!
「宇髄せんぱ…」
宇髄「そこにいんだろA」
呼ぼうとするも先に呼ばれて気づけば目の前に来ていた先輩にぐいと腕を引かれる。
クラス中の注目の的なのに膝の上に座らされて対面状態。
宇髄「てことでAが通るからそこ解散な。
それで愛しのAは俺に会いに来てくれたんだよな?」
「誕生日おめでとう宇髄先輩!プレゼントを渡しにきたんだけど…」
今の状態は死ぬほど恥ずかしい。
でもほかの女の子達に負けてらんないし
宇髄「え、俺にくれるプレゼントAが開けちゃうの?」
開けてもらう予定のラッピングを自分で取り中からネックレスを取り出して彼の首に付けてあげる。
「わたしの彼氏なのにみんなわかってくれないから…牽制……」
宇髄「ド派手で最高なプレゼントありがとな、んじゃ俺も…っと」
「えぇ!?いいの!?」
わたしの首元には宇髄先輩が毎日付けてるキラキラの石が付いてるネックレス。
宇髄「俺もAに変な虫が寄らないように牽制。
てことでお前らー!今見てたからわかったと思うが俺とAの間には女も男も入ってくる隙間はねぇから心して置くようにー!」
Happy birthday
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牽制しあいっこ。
実弥「おい、宇髄と祭のバカ女、授業はじまんぞ」
「いや祭の原点宇髄先輩!」
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奏音 - 貴方は神ですか?(訳:本当に最高です。ありがとうございます) (2019年10月27日 1時) (レス) id: 9c3c6c7419 (このIDを非表示/違反報告)
あいななせ(プロフ) - 心さん» ご指摘、感想ありがとうございます!修正致しました!全く気づかなかったので感謝です●┓'' (2019年10月7日 0時) (レス) id: 9cd7ba9641 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - 宇髄さんの髄が違います(コソッ とっても面白いです!更新頑張ってください! (2019年10月6日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
humi - こういう感じのお話大好きです!続き待ってます! (2019年9月30日 23時) (レス) id: fd2cbcf8f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいななせ | 作成日時:2019年9月30日 3時