story １４ ページ15
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カタカタ、とパソコンのキーボードを打つ音だけが部屋に響き渡る。
「んー、、、Aくん、ここはこっちのほーがわかりやすいんじゃないかな。｣
と、隣で僕にアドバイスしているのはあのRe:valeの百さん。
、、、
いやいやいやいや？！
こんな狭い部屋の座布団に座らせて何をやらせてるんだ僕は！！！！！！！！！
僕にとってRe:valeは神のような存在なのに、、
(⚠ 宗教ではありません)
あああ、と1人で考え込んでいると、心配したのか百さんが顔を覗き込んできた。
「大丈夫？」
「えっ、あっ、大丈夫です！！健康です！！」
突然百さんの綺麗な顔が視界いっぱいに広がり、びっくりしてつい後ずさる。
今は課題だ、課題、、、
僕はそこから集中し、百さんの手伝いもあり、無事課題を終わらせることができた。
「お疲れ様、Aくん。｣
「お疲れ様です。
百さんも、すいません、撮影の合間なの、に、、
あーーーー！！！撮影大丈夫なんですか？！｣
時計を見れば、百さんが来てから2時間もたっていた。
合間どころじゃないやばいぞ。
百さんは、いたずらっぽく笑って
「撮影なんて嘘。
今日は1日オフなんだ。」
「そんな貴重なオフの日になんで、、、」
僕は百さんの大切な1日を貰ってしまった。
これはやばい僕の中で大事件だ。
「俺がAくんと過ごしたかった。
ただそれだけだからさ。
おじゃましました、楽しかったよ！またね！｣
と、百さんは言ってから帰っていった。
、、、、ん？
「ってえええええええ？！」
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作者名：ゆ に | 作成日時：2017年9月2日 20時
