元鬼殺隊の桜柱様は大切な人を作らず、ただひたすらに呪霊を狩る

“友達ごっこ” ページ27

NoSide
五条と夏油が交流会に向けて生徒とグラウンドで

訓練してる時…

真希「おい、悟。傑!」

A「…」

五条「真希とA…？」

先程任務に行ったはずの禪院真希と胡蝶Aが居た

釘崎「真希さん！…げっ…胡蝶A…」

伏黒「さっき任務に行ったばっかりですよね？」

反応は様々でその場に居た殆どの人が顔を歪めた。

真希「Aの様子が変なんだよ」

伊地知「被害者の中に、胡蝶さんのお姉さんと
そのお姉さんの夫の妹さんが居て…それを見たときくらいから…」

A「…」

真希「今は落ち着いてるけど、さっきまでヤバかった」

そう言って真希がAに目をやると、さっきまで

黙ってたAが口を開いた。

A「…すいません。この任務は私だけで引き受けます。
真希さんは別の任務をお願いします」

真希「は?!」

A「…落ちこぼれが何言ってんの」

その言葉は、瞳はとても冷たく凍りついていて

反省の色は見えなかった。

夏油「…一旦落ち着こっか。
A、今の発言は＿((ﾊﾟｼﾝｯ！」

頬を叩く音が聞こえて…

A「…急に何？釘崎」ｷﾞﾛｯ

Aの頬は赤く腫れていた…

釘崎「っ!!アンタ、真希さんがどれだけ
頑張ってるか「知らないよ」なっ…」

A「…私は先輩じゃないの。
勝手にしとけば？“仲間ごっこ”＿＿＿」


“友達ごっこ”

私が居るせいで…→←光を失った瞳と焦り

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す