元鬼殺隊の桜柱様は大切な人を作らず、ただひたすらに呪霊を狩る

桜の呼吸壱ノ型乱れ桜 ページ15

時間は過ぎていき、現在は夜の19:00。

場所は杉沢病院の院内です。

…私、病院苦手なんだよな…

姉さんの死体を見たの、病院だし…

ぼーっとしてたらいつの間にか学校に行くことになってた。

どうやら、虎杖くんが持ってたのは箱だけで

呪物自体は彼の先輩が持っているらしい。

んで、学校で御札を剥がすことになり学校へ向かってる。

ーー学校到着

A「…行くよ」

すごい呪の気配…

伏黒「あぁ」

ｶﾞｼｬﾝｯ

私と伏黒くんが柵に飛び乗ると後ろから声が聞こえた。

虎杖「待てよ!!俺も行く！ヤバいんだろ?!
2ヶ月かそこらの付き合いだけど…友達なんだ。
放って置けねぇよ!!」

伏黒「…ここに居ろ」

A「貴方は足手まといなの。
その“友達”を助けたいのならここで大人しくしてなさい」

ﾀﾝｯ…

A「私は外の雑魚を片付ける。伏黒くんは
学校内をお願い」

伏黒「ﾁｯ…分かった」

舌打ちすることなくない？ねぇ

A「…さてと…」

私は、伏黒くんが校内に入ったのを確認すると

前に居る沢山の呪霊と向き合った。

呪霊「ア"ーソーボォォォォォォ」

ｼﾞｬｷﾝｯ…

A「…ごめんね…」

桜の呼吸壱ノ型乱れ桜・炎

通常は一つの呪霊しか燃やせない。

しかし、この場合は沢山の呪霊が燃えた呪霊と距離が近い。

私と言う獲物を狙っているから必然的にそうなる。

だけど、それが命取り。

一番最初に燃えた呪霊と距離が近かった場合…

ボォォォッ！

呪霊2「ｷﾞｬｧｧｧｧｧ!!」

呪霊3「ｼﾞﾆﾀﾞｸﾞﾅ"ｲ"!!」

炎は周りの呪霊に燃え移り…焼き尽くす。

ドォンｯ!………ﾄﾞｫﾝｯ!

大きな爆発音と同時にうじゃうじゃ居たはずの呪霊は

跡形もなく消えていた。

…それよりも今…

A「爆発音が2回聞こえた…?!」

もしかしてかなり手こずってる…?!なら早く行かなきゃ…

音が聞こえた方に足を運ぶと、私の目に映ったのは…

後悔か否か→←異次元な足の速さ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す