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「...え？」
「キョースケとか、あ、バスケサークルの。」
「......あっ、ああああ！楓______松本楓の連れです。どうも。」
やっっっべ。
冷や汗が背中を伝っていくのが分かる。
え、この人もあのコンパの中にいたの？
ご飯に夢中になりすぎて、全く気付いてなかった。
え、今度から介抱役数合わせコンパに参加するときは、ちゃんとメンツ把握しなきゃいけない感じ？
気をつけよ...。
脳内反省会を爆速で終え、もう一度目の前の人と対峙する。
どう見てもしらふである感じから見ると、同い年なのかな？
ってかそもそもうちの大学の人だよな。
学部違いなのか、絶望的に接点がないのか、見覚えのない人の所在を考えて思い出す。
そういえば、私、人のこと覚えるの苦手だったわ。
「えーっと、広瀬さん。でしたっけ？」
「は、はい！」
「その感じだと、今から帰りますよね？...あっ、僕�眥預臾瓦辰討いい泙后�
駅まで一緒に行きません？」
「あっ、はい！ぜひ！あ、広瀬Aです！」
「うん、知ってるよ。さっき聞いたし。」
そう言って、�眥佑気鵑亘榮�初めての爽やかな笑みを浮かべ、歩き出した。
方向音痴の私はおとなしくついていくことにする。
なんかこの人、しっかりしてそうだし。
ネオンで眩しい、居酒屋の通りを抜けると、駅までの道は静かな住宅街だった。
さっきの騒々しい雰囲気の街からは一変して、星なんか見えちゃったりして。
�眥佑気鵑亙僂錣蕕困冒阿鯤發�続けて、振り返るでも、私に話しかけるでもなくただ歩いている。
正直、気まずい。
えぇ、気まずいですよとても。
だがしかし、超絶人見知りのチキンAに話しかける勇気など持ち合わせているわけでもなく、私も変わらずその背中を追い続ける。
「着いた。」
黙々と歩いた先は、あのレストランからの最寄り駅で。
気まずい空間からの解放に気づき、心の中で私は拳を掲げる。
「あっ、では、これで。」
お互いぺこりとお辞儀して、改札を通過する。
すると、�眥佑気鵑�後ろに続いてくる。
「...�眥佑気鵝△�うち、こっち方面ですか？」
「奇遇ですね。こっちっす。」
あぁ、神様、どうか私をこの気まずい空間から開放してくれませんか？
延長戦なんて聞いてないです。
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作者名：α | 作成日時：2024年3月14日 12時
