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昼休み/夢主 ページ2

夢主side

『はい、今日の授業はここまでそのプリントは…』

チャイムが鳴って授業が終わった。
待ちに待っていた昼休みになった

『よし!昼休みだぁっ!!』

と結構大きい声で言ってしまった。

『あんた、1人で何言ってんの。』と

親友のが声をかけてきた

『いやぁ、お腹すいちゃてさぁ…』

『あーね?あんた朝ちゃんと食べてなかったんでしょ』

『へへ、ばれた?』

『んで、今日もあの幼なじみとお昼?』

『うん!!』

『いいなぁ、羨ましいあんなイケメン幼なじみ。』

『春ちゃんかっこいいよね!!』

『てか、あんたさ今度の武蔵祭り幼なじみと行けば?』

『えぇ、多分私が誘っても他のこといくよ〜!』

『好きなら頑張れよ〜ほら行ってこいよ!』

『え、あっ!えちょっと?!?』

背中を押された私はそのまま廊下に出てしまった。

ふと前を見ると少し前の方に幼なじみの春千代が
居たので声をかけた。

『春ちゃん!お昼一緒に食べよ!』

声をかけると無視されたので

『今日のお弁当ね!玉子焼きいっぱいあるよ!』

と付け足すと『おー』なんて気の抜けた返事が返ってきた。

『屋上いこ!』と言うと

また『おー』なんていうから

『さっきからそればっかり!!』って言い返したら

『お前声でけぇ。もっと女子らしくしろや。』なんて言われて

『は、うるさ』って少し怒った

『行こーぜ』

『ちょ、私の話きいてんの?!』

私の少し後ろを歩く春千夜と少し前を歩く私。
屋上についてと古くなったベンチに腰をかけて
お弁当を広げた。

『はい、これ春ちゃんの分!』

と手渡すとめずらしく

『おー、ありがとな。』

なんて返ってきて少し驚いた。

少しお弁当を食べ進めて

少し照れながらも春千代に声をかけた。

『春ちゃん、8月3日って空いてる?』

『あ?なんでだよ?』

『えっとね、一緒に武蔵祭り行きたいなぁって!』

『無理。』

『え!なんでよ!!』

『人混みとか無理、暑ちいし。』

やっぱり思った通り結果はダメだったので
私は少し不貞腐れて

『せっかくおばあちゃんに浴衣下ろしてもらったのに!あー、わかった!彼女か。女の子と遊ぶのね。万年独りの私を差し置いて!!』

なんて言うと春千代は

『わーったよ。いけばいいんだろ。』

と渋々の判断でOKしてくれた。

『ほんと!?じゃあ、今週末鳥居の前ね!』

『おー。』

丁度いいところでチャイムがなったので
教室に2人で戻って授業を受けた。

次の日→←昼休み。



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作者名:ふーせ。 | 作成日時:2022年5月27日 18時

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