絶対エース病系短編集

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光side


昼過ぎに宏太から涼についての連絡が来ていて、迎えいってやれない分、講義終了と同時に教室を飛び出し、出来る限りの速さで急いで家に帰る。



光「ただいま〜」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀッ

侑「ひかっ！りょーすけがっぐったりしてて！はやくきて！」


光「え、今行く！」


急いでリビングに行くと

真っ赤な顔をした涼介がソファーで眠る。



涼「けほっけほっ、、、はぁっはぁっ」

咳が辛そうで、背中をさすってやるとじんわりと伝わる熱


光「大ちゃん、体温計取って」

大「はい！」

熱を計ると

38.6℃

光「これはやばいな、、、涼、苦しくない？」

涼「ちょっと、、、けほっけほっ」

咳も出ていて苦しいし、喘息も怖いのでホクナリンテープを胸に貼る

光「テープはるね。」

発作が出てるわけでもないから病院は行かなくて大丈夫だけど、熱がこのまま続くようなら病院も考えなければならない。



とりあえず水分をら取らせ、涼介をベッドに運ぶ。



その後帰ってきた宏太と話し合い、お互い忙しいことからしばらく家で様子見することに。

夜、ご飯を作り一旦涼介のところに行く。


部屋に近づくと

咳とゼーゼーという呼吸が聞こえる。


ガチャ

宏「涼介、大丈夫だよ苦しいね。」

涼介の面倒を見ててくれた宏太がベッドに寝転ぶ涼介の背中を擦る。

光「宏太、ご飯出来たよ。俺見とくから食べきたら？」

宏「いや、俺ここで涼介見なから食べるわ。迎え、行ってやれなかったし、多分、、、気遣わせた。

朝の様子なら大丈夫だと思ったけど、まさかここまで酷いとは思ってなかった、、俺のせいだ。」


光「そんなことないよ。俺だって迎えに行けなかったし、、、。お互い様だよ。


ご飯持ってくるね。」


宏「ん。」


結局その日はずっと涼介の面倒を見ていた宏太。



またまた光side続きます！

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