ハヤシライス ページ4
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また次の日の食堂にて。
山形「…お前、マジでどうした」
瀬見と山形に驚かれたのは無理もないだろう。
あの大平にも何処か具合でも悪いのかと本気で心配される始末だ。
天童はいつもの腹立つ顔でニヤニヤしてやがるし。
そりゃあ入学してから昨日までずっと続けてた事だからな。
後から来た五色は
五色「もしかしてハヤシライスを食べれば俺も強くなれる…!?」
と何とも訳の分からない事を言ってキラキラした顔で券売機へと向かって行った。
可愛げの無い真顔が取り柄の2年は表情筋が可笑しい事になっていた。
…白布、顎外れんじゃねぇか?
隣の川西なんて百面相してやがる。
ったく、出来るんだったら普段から表情筋動かせよ…
暫くするとアイツがいつものハヤシライスを持って席に座った。
私を見て、私が食ってるのを見ると目を見開いた。
そんな彼に私は笑顔でひと言。
「お前の好きな物を、私も好きになりたいからだよ」
Fin__
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ジュンカッカ - 牛若ちゃんが、、、、笑ったぁ〜!!さりげなく、キュンキュンする事を言ってくれるなんてっっ!!もっと好きになりそうww確かに、カレーはうまい!でも、ハヤシライスもうまい! (2019年5月15日 23時) (レス) id: e78b7ef648 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆまゆ x他1人 | 作成日時:2018年6月23日 12時