宮家の3番目

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ぷるるるるぷるるるる




『父ちゃん…。』





父「引っ越すのしばらく遅れるかもしれない」




『え………。』





父「すまんな。でもできるだけ早くするから待っててな」




『おん。私なマネ辞めた。宮城行ったら、私髪の毛とか切る。じゃあ』





もう少し、我慢か





ピンコン





角名ねぇ、屋上来れる?




Aうん





なんやろ、





『なんの用や。』





角名「マネ、やめんの？」





『おん。』






角名「なんで？」







『なんでもいいやろ』






角名「いじめ？」






『おん』






そうだよ。





いじめだよ






『じゃ「待ってや」




『なんなん？離して』






角名「どこも行かんよな？」






『さいなら。今までありがとう』






角名「ちょっ……！」





『……………。』






誰が何処に行こうと勝手やん





さいなら。バレー部





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『ただいま』





帰ってきて一人とか最高や。






侑「おい。マネ辞めたんか？」





『………私の勝手やん』






一人じゃなかったー。





治「マネ辞めたらなんも、役に立たんやろ」






『役に立たない人が居っても邪魔やろ』






侑「そやな。」






治「自分、なんか隠しとるやろ」






『バレたか。私、父ちゃんの居る宮城に引っ越す』






この際、全部言ってやる






『いじめられてる。学校でも、習ってたバレーボールのときも』






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これは、そうやな昔の話や

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