宮家の3番目

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『菅原先輩はいいんですか？肉まん』







菅原「いいべいいべ」







優しい人だなぁって改めて思う








菅原「遠征大丈夫かー？」





　



『本当は怖いです。でも皆さんが居るので』






　


怖くても逃げちゃだめ









もう逃げない









『逃げないけど、喋りたくはないので隠れます』





　




菅原「でも、遠征来てくれるのは嬉しいべ！」




　





嬉しいって言われたの初めてかな……










なんか、私も嬉しい









『(ﾎﾜﾎﾜ)脱・役立たずです』










菅原「Aはもう、脱・役立たずだよ」










『え』










菅原「役立たずなんかじゃない。









俺たちのために動いてくれてる。








それが結果に繋がるかわからない。









でも、Aの応援だけでも皆力をもらってるんだよ！











だから、役立たずなんて言わないで！」











『(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)あ、ありが………とうございま……っす』









菅原「わっ！な、泣くな〜(ﾖｼﾖｼ)」








そんなこと言われたことないから…











こうやって一人でも頼りにしてくれるのは嬉しい











私は居ていいんだって、思えるから










『あ、ここ家です』











菅原「あれ？俺あそこ」









菅原先輩が指した場所は2軒先の家









『近所ですね』









菅原「じゃ、朝一緒にいくべ！迎えに行く！じゃあな！」











『え、あ、はい。さいなら』












これから朝は菅原さんと行くのか










仲間と登校するの楽しそう










よし、今度お礼しよう










早く明日になりますよーに…………おやすみなさい

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