サイドエフェクトが効かない女の子 (ページ2)

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ある日突然ページ2

私ってなんだろう、何をしたいの？、みんなに好かれたいの？優等生になってなにをしようとしてたの？

私は元々ふざけることも面白い事も大好きだった。

私は親に愛されなかった。ふざけても親は笑わない。なら親が笑ってくれるように自分を捨てた。

親は私がいい子に大人しく優等生でいれば喜んでくれた。その時だけは私を褒めてくれた笑ってくれた。

そのうち私は愛情に飢えていった。そのうち友達からも好かれたいと思い始めてた。
周りの子は私が親切にしたり勉強を教えたりお掃除を代わってあげると喜んでくれた。

男の人に告白された。愛されると思った。でも違った。
私をATM扱い、都合が悪くなれば怒鳴り手をあげる。ただのモノ扱いだった。

私は愛される為に自分を捨てた。偽の愛情友情を手に入れた。しかし心は満たされなかった。そのうち私は私が分からなくなっていた。自分を愛される為に自分を捨てた。

いい子にする意味が分からなくなった途端私は壊れていった。最初は人がいない1人の場所で泣いたり、眠れなくなったり人の視線、声が怖くなっていった。

でももう泣くことも怖がることも意味が無くなった。

気づいたら私は縄に手をかけて命を絶つ準備をしていた。
縄に首をかけようとした瞬間……………

目の前が暗転した………

目を明けた先では………

突然知らない光景が広がっていた