1・赴任先 ページ2
「主人、優秀。式神、優秀。よって君には、SS護衛任務を命ずる」
主人、サボり魔。式神、おしゃべり。に変えたほうが良いですよ...と思いながら、差し出された資料を受け取った
国防長官の護衛、成金お嬢様の護衛...等々
隣にいる式神は呑気に「条件ええの選んどいてな!」と眠りにつく寸前だ
見るからに、お金持ちそうな写真が並んでる資料をパラパラめくるが
正直、あまりに人の下につきたくない
「こんなかで、庶民ぽいやつ居ませんかね?」
庶民なら、適当に暗示でもかけておけばチョロいからな
「うむ。これはSSS級護衛なのだかな、三浦ハルという少女の護衛任務があるぞ。やってみるか?」
は?なにこいつ。
差し出された写真は、見るからにアホそーな女
でも、写真からも溢れでる霊力は普通じゃない
「成る程。三浦ハルが、総理のおっしゃってた人ですか」
霊力を封じ込められた、【あの】ねぇ。
「最近、未来予知師が見つけたんだ。どうだろう。彼女は君と同じ年齢みたいだし、頼めるかい?」
「ええ。この赤城Aの名に懸けて、命にかえても彼女をお護りさせていただきます」
うむ、と老人はうなずいて
契約の儀式場へ行けと指示した
「それでは、検討をいのっておるぞ。赤城A。」
検討もなにも、まずはどこまでの物か、見なきゃわかんねーけどな
「...ん、Aくん、派遣先決まったんか?」
と、寝起きの声で話しかけるバカ...
まぁ、これから一緒に護衛していく仲だしな
「ああ、SSS級護衛だ。しかも、護衛するやつが死ぬまでの」
「えっ!?ホンマか!そら、大したもんやわぁ...て。もしかして、あれか、国家機密のやつかいな!?」
「まぁな。三浦ハルの護衛だ。なにがあるか分からない、お前も気を付けろよ。」
当時、6才。
ーーーーーーーこうして運命の歯車は、すこしづつから回っていったのです
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あいん#しゅたいん(プロフ) - 中二病大魔王さん» 中二病大魔王さん、コメントありがとうございます!頑張って更新しますね!(*^^*) (2014年8月11日 12時) (レス) id: bf4a33a883 (このIDを非表示/違反報告)
中二病大魔王(プロフ) - 面白そうです!続きが楽しみです更新頑張ってください!応援してます! (2014年8月11日 11時) (レス) id: a08bfdf23e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいん#しゅたいん | 作成日時:2014年8月5日 14時