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仕事の現場ではそこまで
くっつかないようにしてるんだけどな〜…。
なんて思ってるけど多分、
私達の距離感は普通の人から見たら異常なんだと思う。
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じゃあまた今度ね〜、
って言って去っていったメイクさん。
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｢…私くっつきすぎ？｣
流星｢んー？別に気にしなくていいんじゃない？｣
｢…でもなんか勘違いされない？｣
流星｢勘違いって？｣
｢……………好きなの？…って｣
流星｢好きでしょ？俺の事。｣
｢…いや好きだけど！！そういうのじゃないじゃん！｣
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好きでしょ？俺の事。
って、めちゃくちゃ凄いセリフだな…。
流星以外が言ってたら事故だよこれ。
そういう意味の“好き” じゃないって分かってるけど、
ちょっとだけドキドキしてしまった。
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流星｢…いーの。どのカテゴリーの好きでも。
それ以上に詮索してくるやつらは無視。｣
｢…無視。｣
流星｢…それに、Aが急に
くっついて来なくなったら、ちょっと寂しい。｣
｢え〜…流星可愛い〜……泣｣
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正直うざがられてるかなって思ってたから、
そう言われると嬉しくて仕方がなくなる。
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流星｢そんなことより、日曜日、忘れんなよ？｣
｢うん、絶対忘れない。
それを心の支えにお仕事頑張ります。｣
流星｢ん。俺もそうする。｣
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ぐしゃぐしゃ、って頭を撫でられて、
可愛い顔で笑ってる流星。
こんな風に幼馴染みとして気軽に
でかけたりご飯食べに行ったりできる今の距離感が、
たまらなく大好きだ。
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作者名：紙兎
| 作成日時：2020年4月15日 22時
