ねえ、臣 2

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少し月日が流れて

私の身体は少しずつ回復してる

隆くんも臣くんも毎日毎日お見舞いにきてくれる

だけどやっぱり

苦しくなるのは同じで




________ザーーーーーーッ









「 また雨か… 」








外を見るとザーーーーーーッと降り続き

薄暗い

ザーーーーーーッ



________コンコン









「 はーい 」

「 こんにちは 」

「 …臣くん 」

臣「 体調は？ 」

「 …うん 」








臣「 今日はお前が喜びそうなの持ってきた 」








臣くんはカバンの中から









「 わあ…かわいい 」











かわいいキャラクターのぬいぐるみをだした

ちょこんと首にリボンがついてる








「 嬉しい、ありがとう 」









切なく、幸せそうに微笑んだ









だから

だから私は





臣「 …A 」

「 臣くん 」

臣「 …ん？ 」

「 あのね… 」









切なく

不安そうに

彼は首をかしげる









苦しい

苦しい









臣「 …どした？ 」





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「 もう……ここにはこないでほしいの 」









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