ねえ、臣 .Special Love Story 2

. 宝物 ページ11

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そして。____ 数年後














「 あ！アカリ！靴下履いて！」

臣「 お！こら！ヒロ！まて！」









私たちは。2人のかわいい子供を授かった。

アカリは今年、3歳になる。

ヒロは1歳になってちょうど半年が過ぎた






産んでる時は。

そりゃあもう大変で、臣も至急駆けつけてくれたけど。

愛おしい人との、子供と思ったら。

頑張れたのが事実








ア「 ママいやだ！パパがいい… 」

「 な…パ、パパは、お仕事行っちゃうの 」

ア「 …パパがいいんだもん〜〜！！ 」









「 アカリ、今日どこいくか知ってるよね？」

ア「 しらない 」

「 話したじゃんよ〜！」

ア「 しらないんだもん 」

「 ヒロは知ってるよ？」









私はリビングでおもちゃ遊びをしてるヒロに問いかける






「 ヒロ、今日はどこ行くんだっけ？」

ヒ「 パパのとこー 」

「 そうそう！」

ア「 …知ってたしぃ 」

「 知らなかったくせにー！」

ア「 もーーーー！パパがいいい！」







と。

馬鹿みたいにうるさい声を出したら

さすがに洗面所から、アカリの大好きなパパがでてきた。







臣「 アカリ〜、どした？」






アカリはダッシュで臣の元に駆け寄り抱っこ！とせがむ




と同時に、私はヒロを抱っこした






はいはい〜って抱っこした臣は

ニコニコしながらアカリの頭を撫でた






臣「 パパ今、かっこよくなったから髪の毛いじんないでね？」

ア「 はーい 」







臣「 よし、アカリ、パパもう出るから、また後でな？」

ア「 え〜 」

臣「 後でたくさん一緒に遊ぼっか 」

ア「 はーい 」

臣「 よし、じゃあ行ってくるな 」







アカリにチュッとキスを落として

最後に、何かアカリの耳元で呟いた








ア「 え〜、なんで？」





そしたら、また臣がアカリの耳元でつぶやいた

アカリはニヤニヤしながら





ア「 はーい 」









と、右手を挙げた







「 なになに〜 」

臣「 ママには内緒〜 」

ア「 ないしょお〜 」

「 え〜ケチ〜！」

臣「 よし、じゃあ行ってくる。ヒロもまた後でな〜 」






よしよし、とヒロの頭を撫でて

アカリはスタスタとリビングの方に行って、さっきまでヒロが遊んでたおもちゃで遊び始めた。







すると臣は。

男の顔をして。







臣「 A 」

「 ん？… 」




そっとキスをして





臣「 行ってきます 」





そう言った

たまに、キュンとさせやがる。








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