イルイルイルイルイールミンって、お前かよー!! ページ9
『私は周りの様子を見てこようと思ってるんだけど、キルアは?』
「んー。ま、時間までゆっくりしとくつもりだぜ。」
『そっか。じゃあまたね。』
「おう。がんばろーな。」
ふー。良かった。
キルアについてこられたら、イル……じゃなくてギタラクルさんに会いにくいしね。
『さーてと、ちょっくら見てきますか。』
頭の中で、(イールミン!会ーえるぞ!イールミンに!)と歌いながらスキップで進む。
が、
『な、ななななな!』
突然身体が宙に浮いた。
なんでこーもまた絶叫系なのよ!!
「やぁ♡」
『……どうも。』
うん。幸せ。嬉しい。
ヒソカの膝の上だ。
でもね、ヒソカは2次元だからこそ安全だし、良いのよ?
現実にいるとなると地獄よ。
恐怖でしかない。
「キミ、不思議なオーラしてるね♤」
『いえ?特には?』
こーわい。
その笑みすら怖い。
現世では、きたー!ヒソカスマーイル!とか言って盛り上がれたのに。
「ふーん♡キミ、名前は?」
『……A、ですけど。』
「ボクはヒソカ。」
存じ上げておりますとも、モロウ様!
『あの、言っていのか分からないんですけど、それ……って。』
「キミのオーラに興奮しちゃった♡」
はーい。そうですかー。
そうですよねー。
元気な息子さんですこと。
『……』
「そんなあからさまに引かなくても♤」
『いや、だって初対面ですよね!?』
は!?つい強めに当たってしまった……。
「そうだけど……。何か都合が悪い?♢」
『……いえ、とんでもございません。』
この有無を言わせない圧。
うん、一旦離れよう。
離れるべきだ。
私は立ち上がろうとした。
しかし……離れない。
というか離せない。
あ、バンジーガムかー。
なるほどね。だから引っ張られたわけだ。
なら一か八か言うしかない。
『あの〜離してくれませんか?』
「んー?やだと言ったら?♢」
なんでヒソカの時も私の能力は作用しちゃうんだ!!
ならば仕方がない
『へへ。必殺!』
私はヒソカの息子さんに向かって肘でアターック!!
「くっ……♡」
『ヒソカさーん!また今度ー!お互い頑張りましょーね!』
私はジャンプして台から降りた。
に、逃げ切った。
あの、ヒソカから。
でも、あの胸筋、顔面、匂い。
うん。最高……。
スケボー乗りたい。乗らせておくれ→←恋のお味はオレンジジュース
57人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやめ - めちゃくちゃおもしろいです!!!!!!!あたらしいのがたのしみです。 (3月24日 19時) (レス) @page9 id: b2bf208830 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さっかーろ | 作成日時:2023年4月3日 0時