迷子の迷子の ページ44
『……』
私はガバッと飛び起きた。
うわあああああああ
目を覚ました私、よくやった。
でも恥ずかしいかも。
どうやってクラピカに会えばいい?
いつも通り接しられるかな……。
そう。
私はベットに下ろされたところからの記憶がある。
はっきりと。
目が覚めてしまったのだ。
とっさに寝てるフリをしていたわけだけど……クラピカが、私に……。
もう!照れるじゃん!沼らせる気かっ!!
私は1人、クラピカの行動に悶えていた。
『はぁ〜クラピカまじ好き。なにあれ、可愛すぎ!やばい惚れちゃうーーー!!!』
ごろんとベットに横たわる。
そしてゴロゴロと回り始める。
『あわわわわわ。なんで、こう!キスを……!髪にだけど!もう髪切らない!』
私は深夜テンションになってはしゃぎ始めた。
__________3時間後
……にしても、ここ乾燥してるな〜。
あんなに叫んだし、さすがに喉乾いてくる。
自動販売機とかあるかな。
飲み物……コ○ラが飲みたい。
私はカーディガンを羽織り、フラフラとした足取りで外に出る。
『あ!』
ちょうどいい所に自動販売機があった。
残念ながらコー○はなかったけど、スポーツ飲料があったためそれを購入した。
キャップを開けてぐびぐびと飲む。
『くはぁっ!染み渡るようだ!』
お目当てはGETしたし、帰るか。
『……はは。どっちから来たっけ?』
方向音痴ではない。
ただ、部屋への行き方なんて知らないのさ。
クラピカに連れて行って貰ったっぽいし。
『どちらにしようかな……よし、右だ』
私は回れ右をした。
なぜかって?クラピカ理論よ。
……あ、正解だったみたい。
遠くに人影が見えた。
駆け寄ってみる。
『あのー!私迷っちゃって!私の部屋知りませんかー?』
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あやめ - めちゃくちゃおもしろいです!!!!!!!あたらしいのがたのしみです。 (3月24日 19時) (レス) @page9 id: b2bf208830 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっかーろ | 作成日時:2023年4月3日 0時