落ちてぶら下がって落ちて上がる ページ41
私が必死に考えていると、宙に浮いた気がした。
『へ?はあああああああ!?』
ハンゾーが私の手を丁寧に引き剥がしたため、私は落ちていた。
しかし、すぐ生暖かい風に上に押し上げられた。
そして5秒もかからずに地上に着いていた。
私はへたり込む。
そりゃ落ちてぶら下がって落ちて上がって来たんだから、当たり前だよね。
「大丈夫かよ?」
『ああ……ハンゾー……。よくもやってくれたな?命の恩人だけど、許さないぞ!』
ハンゾーに掴みかかろうとすると
「た、卵!割れるぞ!」
とハンゾーに言われ、確かに と思ってやめた。
それからゴン達に囲まれて、「怪我はないか」だの「何やってんだあほ」だのと怒られた。
そしてゆで卵を作って食べて、今は船の上だ。
57人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやめ - めちゃくちゃおもしろいです!!!!!!!あたらしいのがたのしみです。 (3月24日 19時) (レス) @page9 id: b2bf208830 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さっかーろ | 作成日時:2023年4月3日 0時