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ナウル……ふざけんな! ページ5

『ちょっとぉぉー!!』



絶対ナウル、めんどくさくなったんだわ。


それでも神かぁーー!


そんなこと思っていると、真っ逆さまに落ちていった。




『ぎゃあああーーっ!』




私、絶叫系苦手なのに……!
酷い、ナウル!



すると突然目の前に地面が現れ、顔面着地してしまった。



『っ……。』



言葉にならない痛みとはこの事だ。
鼻……。私の鼻がっ……。




「おねぇさん、大丈夫?」




ん?
この可愛らしい声って……


私は素早く顔を上げる。


リアルゴン!!




『へ、平気……。』

「赤くなってるよ!はい、立てる?」



そう言って私に手を差し伸べてくれる天使。


ええ、やはり天然タラシだわ、この子。
将来有望ね。



『ありゅがと。』


か、噛んだ……
一生の不覚っ!



「ははっ、オレはゴン。」

『私はA。出会いがこれだと恥ずかしいな……』



顔面着地のせいでもあるけど、恥ずかしさのせいで顔が赤いと思う。



「大丈夫か。顔が赤い。これで冷やすといい。」


そう言って、水筒の水で濡らしたハンカチを手渡してくれる。
3次元クラピカ……良い



『うわぁ、ごめん。ありがとうございます!』



私は照れ笑いをした。
もちろん好き好きビームを込めてだよ?



「い、いや。大丈夫だ……。」



クラピカは顔を手で覆ってそっぽを向いた。

照れてる?



「こりゃまた派手にコケたなぁ。お嬢さん。痛かったら、寄っかかってくれても良いんだぜ?」


「こら、レオリオ。初対面の女性に向かって!」


『あはは。大丈夫ですよ。』



イケメン&可愛い3人に会えたことで表情筋が緩みまくってるな。
クラピカとレオリオのこのツッコミとボケをリアルで見られるとは……。
笑顔の無料プレゼントだわ。



「「「……」」」


『?どうしたんですか?』


3人は顔を赤くしてぼーっとこちらを見ている。

現世では触れられないけど、今なら触れられそう……
っていうか、触れられるんだけどね。
私はしゃがんでゴンの頬に触れる。


『顔、赤いよ?』

「だ、大丈夫!」

『そう?』


いやぁ、ナウル。神失格とか言ってごめんね?
ありがとう。存在してくれて。



『あ、そうそう。ゴンくんとレオリオさんと……』

「クラピカだ。よろしく。」

『クラピカさんね!こちらこそ!』


名前を本人の前で呼ぶことが出来る……私。今幸せです。お母さん。



「オレのことゴンって呼んで!あと、敬語じゃなくていいよ!」

『ん、わかった。ゴン!』

ゴン!クラピカ!レオリオ!(ムフフ→←転生ってまじですかい?



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設定タグ:HUNTER×HUNTER , H×H , 創作   
作品ジャンル:アニメ
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あやめ - めちゃくちゃおもしろいです!!!!!!!あたらしいのがたのしみです。 (3月24日 19時) (レス) @page9 id: b2bf208830 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっかーろ | 作成日時:2023年4月3日 0時

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