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谷での出来事 ページ40

『ハンゾー!?さん!』

「おう」




ななな何でハンゾーが!?

接点何一つなかったのに。




でも助かった〜。




ほんと、死ぬかと思ったし。


もうちょっと深かったら気絶してたわ。




目が合ったのはハンゾーだったわけね……。

私の念能力やるじゃん!







『ありがとう!ございます!命の恩人です〜!!』







私は落ちないように必死にしがみつきながらお礼をした。








「あんた、ジャポン出身だろ?」







そっか。ジャポン出身っていう共通点があったんだった。


ジャポンと日本は同じなのか否かはよく分からないけど、ほぼ一緒でしょ!







『はい!なんで知ってるんですか?』


「スシを知ってたからさ。名前は?」






おおー。


じゃあ私はスシを知ってるジャパニーズ(ジャポニーズ?)だったから、今生きてるわけね。






『Aです。』


「敬語じゃなくて良いぜ!同じジャポン出身としてがんばろーな、A!」


『……うん、頑張ろ!』






なんか話してて怖さが薄れてきたかも。





ここ、もしかしてマフタツ山の谷じゃないんじゃない?


普通の家の中だったり……



と思い、目を開けて下を見る。








なわけなかった、なわけなかった……!



私はハンゾーにより一層強くしがみついた。






(なんだこいつ、可愛いな)





ハンゾーは片手を糸から離し、器用に卵を2個取って、私に渡してくれた。


スカートのポッケに入れてしがみつき直す。





筋力と柔軟性が凄い……。








『ありがと!』






ハンゾーは照れたように口をとがらせた。







「そろそろ糸から手離すぞ。」


『離す?掴まったのに?また?』







血の気がさぁーっと引いていくのがわかった。


原作を知ってるからもちろん、糸から手を離して上がっていくのは知ってるよ?






でもさ、もう少し良さそうな方法がある気がするの。


……思いつかないだけで。

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , H×H , 創作   
作品ジャンル:アニメ
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あやめ - めちゃくちゃおもしろいです!!!!!!!あたらしいのがたのしみです。 (3月24日 19時) (レス) @page9 id: b2bf208830 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっかーろ | 作成日時:2023年4月3日 0時

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