塩湖を探しにレッツラゴー ページ32
あれ……ここって湿原だから魚はたくさんいそうだけど、海なくない?
スシって普通海の魚じゃん?
あ、そういえば!
前にカッチ湿原っていう湿原に塩湖があるとかないとか聞いたような……。
よし!塩湖を探すとしよう!
そのためには……
「よし!みんな水辺に行こうよ!」
『うん!』
私たちは走り回って探していると川があった。
そこには受験者もたくさんいて魚をとっていた。
私はゴンに近づいて、こっそりと耳のそばで話しかけた。
『……ゴン、潮の匂いわかる?』
「わかるけど、どうして?」
『えっと……、みんな川魚取ってくるじゃん。でもキルアとの戦いに勝つにはユニークさがいるかなと思って、塩湖の魚にしようと思うの。』
「そっか!良いよ!ちょっと待ってね。」
少し待つこと5分……
「A!あっちだよ!まっすぐ歩いたら辿り着くよ!」
『ほんと!?ありがとー!いつかこの恩は返すわ!!』
ゴンは案内するよと言ってくれたが探させて案内までさせては悪いから一人で行くことにした。
ちゃんとゴンの分も取ってきてあげるからね!!
10分ほど歩いたらほんとに塩湖があった。
『きれー。』
受験者は誰もいないみたいだった。
そりゃあ、近くに池や川があるんだからわざわざここまで来ないよね。
『
私は力強く唱える。
そして一本の髪を4mほどに伸ばし、ど太く強化させて竿の部分を作り、その先端2.5mくらいは細くさせて糸の部分を作る。
もう一本の髪を曲げて鋭くさせ、針を作る。
拒否反応を抑えながらミミズを捕まえ、針に刺す。
『そぉーれ!!』
できるだけ遠くに飛ばした。
しかしなかなか釣れない。
一次試験の疲れで眠気が出てきてしまったため、竿の手持ち部分をロープのようにしなやかにさせ手首にまきつけた。
そして深く眠りに落ちていく……
『うぉぉ!きた!きた!』
なんでこうもタイミングが悪いんでしょ!
湖の主でも釣れたのか思いっきり身体が引っ張られていく。
やばい!
足の踏ん張りが弱かったようで湖に放り込まれた。
『ごぼっ……』
私は強く念じ、髪を急速に伸ばし、遠くにある岸辺に突き刺した。
無詠唱も伸縮加速もオーラだいぶ使うのに!くそ!
獲物を髪で脳死状態にさせ、やっとのことで獲物とともに陸にたどりつけた。
主と呼ぶには小さいが、主相当の獲物だった。
念がなかったらやばかったなー。
57人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやめ - めちゃくちゃおもしろいです!!!!!!!あたらしいのがたのしみです。 (3月24日 19時) (レス) @page9 id: b2bf208830 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さっかーろ | 作成日時:2023年4月3日 0時