【H×H】転生したら推しに囲まれましたっ！？〜一次＆二次試験編〜 (ページ25)

今日:19 hit、昨日:56 hit、合計:25,622 hit

不意打ちキック×合格×リベンジページ25

はずだった、のに

ヒソカに私のパンチは華麗に交わされ、私は顔面から地面に……

『ん？』

「大丈夫かい♡」

私はヒソカの両手に支えられていた。

レオリオは、地面に座り込んでいた。

落とされたのか……。

でも意識もあるし大丈夫だ！よかった！

『……ありがとっ！』

私は不意打ちだー！と思いながら蹴りを入れる。

しかしそれも残念ながらヒソカにはかなわなかった。

首に痛みが走ったかと思うと、頭がぐわんとして……。

そのあとの記憶がない。

____________________

『うわぁぁ！！』

「A！？大丈夫？」

目の前にはいつもの4人。

私は木に寄りかかって座っていた。

膝にはゴンの上着。

なんで、寝てたんだっけ……？

あ！

『ヒソカ…ヒソカは！？どうしたの？』

「合格、だってさ」

『合格？』

「うん。そう言ってAを連れてっちゃったんだ。ここに着いたらヒソカがAの方を指さしてて、目が覚めるまで待ってたんだよ。」

原作でのレオリオじゃん。

私が変えちゃったんだ……。

でもこれでわかった。

原作は変えられる。

よし！俄然やる気が出てきた！！

『むっかつく〜！ヒソカに1発入れてやれなかった！リベンジするもんね！』

「オレもだぜ！ヒソカのやろーには1発入れてやんねーと気がすまねぇ！」

私とレオリオは固く握手を交わした。同志だ。

「ほんと元気だな〜。まずは二次試験だろ？」

『分かってますよ〜キルア先生。』

私はゴンに上着を返して伸びをした。

そして髪を結ぶ。

「あれ？Aの髪、伸びた？」

『え？』

「確かに、肩ぐらいの長さに戻っているな。」

あ、ヒソカ戦のとき髪が戻りきる前に気を失っちゃったから？

『そ、そう？こんなもんだったけど？』

「いや、でも…

ギギ

『ほ、ほら！開いたよ！始まるよー』

なかなかに大きい扉がゆっくりと開いていく。

ナイスタイミング！

いよいよご対面だわ。

ぐおおおお

ぐるるるる

ごごぉおおおお

す、すごいお腹の音。
扉越しでもすごく聞こえたのに、障害が何も無いと迫力が……。

周りのみんなも少し引いてる。

「二次試験は料理よ！！」

わーい！メンチさーんだ！
髪の毛どうなってるのかわかんないけど、かっわい〜！！

「オレのメニューは豚の丸焼き！！二次試験スタート！！」