トンパンパんぱ ページ11
キルアside
お、トンパだ。
一応釘刺しとくか。
「トンパさーん！さっきのジュースもっとくれる？」
「え？あ、ああいいぜ」
トンパは少し驚いていた。
ま、当たり前だよな。
強力な下剤仕込んでて、ガキがピンピンしてるんだからさ。
「キンチョーしるのかなーーー。ノド乾いちゃって。」
オレはにトンパから4本ほど貰い、ぐびぐびと勢いよく飲み干した。
味は意外と美味しいんだよな。
「あーーうまい！！」
トンパがオレのことを疑い出した。
「心配？」
「え？」
驚いてる驚いてる。
「オレなら平気だよ。訓練してるから。毒じゃ死なない。」
「……は？」
トンパ、驚きすぎだろ。笑
「もう新人潰しなんてやめろよな〜。女にまで手ぇ出してんじゃねーよ。」
Aってやつは、トンパの罠に簡単にかかりやがって。
こんなの飲んでたら試験どころじゃねーっつーの。
オレが少し睨むとトンパはそそくさとにげやがった。
「ジリリリリリリ」
「お！始まるか」
試験管の合図とともに受験者たちは走り出した。
オレはスケボーに乗り、地面を強く蹴った。
前にいる受験者たちをどんどん抜かしていく。
すると後ろから声をかけられた。
「おいガキ！汚ねーぞ！そりゃ反則じゃねーかオイ！」
「何で？」
「なんでってかおま……こりゃ持久力のテストなんだぞ！」
なんだこのおっさん。
めんどくさいな。
「違うよ！試験管は着いて来いって言っただけだもんね」
「ゴン！テメェどっちの味方だ！」
ゴン……、同い年くらいか？
「どなるな体力を消耗するぞ。何よりまずうるさい。テストは原則として持ち込み自由なのだよ！」
ふーん。頭がキレるやつだな。
冷静だし。
「ねぇ君、歳いくつ？」
「もうすぐ12歳！」
「……ふーん」
やっぱり同い年、ね。
「やっぱオレも走ろっと」
同い年のやつがいるとは思わなかったけど、対決してみたいしね。
オレがスケボーから降りると、ゴンは目をキラキラさせて
「かっこいー！」
と言ってきた。
「オレ、キルア」
「オレはゴン！」
「おっさん名前は？」
聞くと、おっさんは大声で衝撃なことを言ってきた。
「「うそぉ！？」」
おっさんが……10代？
マジかよ。
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あやめ - めちゃくちゃおもしろいです!!!!!!!あたらしいのがたのしみです。 (3月24日 19時) (
レス) @page9 id: b2bf208830 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっかーろ | 作成日時：2023年4月3日 0時
