貴方の優しさに溺れて

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なんて誤魔化そうか、それで頭がいっぱいになった


｢これは…転んじゃって！！｣


神｢そんな分かりやすい嘘つかないでください｣


神谷さん…頼りたい、でも！ダメ！


｢嘘じゃ…｣


神｢あの男にやられたんですか？｣


｢違います！！！ホントに、大丈夫なので…それじゃあ、さようなら！｣


やってしまったぁぁ！失礼なことしたな…


嫌われちゃった、かな…


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ


っ！！海野くん…！？


｢も、もしもし、｣


海｢ねぇ、さっきの男誰？｣


｢っ、見てた、の…？｣


海｢俺と離れた瞬間どっか行くとこ見えたからしばらく観察してたんだ、そしたら…あの男何度も会ってるよな、親しそうにして…｣


｢別に親しくなんかないよ、もう会わないから！だから、何もしないでね、？｣


海｢…今までの様子見てると分かるんだよ、あの男はお前に惚れてる、お前も惚れかけてんだろ？奪われる前に病院送りにしてやる｣


やばい、神谷さんが狙われる…


｢で、でも彼は刑…｣


切られた…


喧嘩強いからって…刑事に勝てるわけ…


私のせいでみんなが傷つく、もう、嫌だよ…

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