烏野の美女は恋を知らない (ページ39)

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絆ページ39

兵庫から帰って来て1週間

今日もいつも通りの部活、のはずだったのに…

日「月島最近ボーッとしてねぇか？」

影「おう、なんか気持ち悪い」

山「確かに上の空って感じだよね」

月「いや、普通だけど」

嘘下手かよ

「月島、今日私の家来て」

帰ろうとしている月島に思いっきり変なことを言った私

月「は？」

「色々気になるし」

菅「それなら俺も賛成」

月「…分かった」

素直だなオイ！？

「んで、何があったの月島君」

月「君付けやめてくんない？」

「すんません」

月「…バレー、やめようか迷ってる」

「え、？」

月「楽しいとは思うけど、僕には日向達みたいな才能もない。練習したってそんな上手くなるわけでもないし、卒業したらもうやらないことを熱心にやるの疲れたんだよ」

「…確かに卒業したらやらないかも。でも今やってて楽しいって思うなら、上手くなれなくても、楽し言って思えるならいいんだべ！」

月「でも、」

「それに月島、才能あるよ？お兄ちゃんも言ってた。ブロッカーとしてだけじゃなくて、全体を支える才能があるって！」

月「あっ、はは、君ってホント、変だよ」

「え、なんで私貶されたの」

月「、少しだけ続けてみるよ、嫌になったらすぐやめるけど」

「じゃあずっと楽しいって思えるバレー部にする」

月「楽しみにしてるね～」

「任せなさい！！」

月「んじゃ、おやすみ」

「え、そんなあっさり！？ねぇ！？」

まぁ、バレー続けるって言ってくれたし、一件落着、かな？