月島気づいた? ページ29
月島side
「月島!?」
治「誰やあいつ、Aちゃんと同じジャージやん」
月「どうも、Aの付き添いの月島蛍です」
侑「あんたも俺らのこと知らんのか」
北「侑、もうやめとき」
治「せや、キモいで」
侑「あぁ!?キモいってなんや!イケメンやろ!」
自分で言うとかw
治「顔は俺がイケメンやから保証する、性格がキモいん」
月「何これだっる、外出ようよ」
「あ、うん、」
月「あれにずっと付き合ってたんだ、お疲れ」
「ホント疲れた。てか明日来るんじゃないんだね」
月「Aがピンチだから行けって菅原さんが」
あの目はホント見られるだけで穴開く…
「あはは…でもなんで月島?嫌じゃないの?」
月「…別に、」
「そう…てか、何その指」
月「練習中に突き指しただけ」
「そっか…正直、月島がこんな奴だったとは思わなかった。もっと愛想悪くてひねくれてて、バレーも中途半端なのかなって。でも、真面目で、一生懸命で、結構優しかった、ちょっと惚れたよ!」
やっと、分かったかもしれない。ここ最近心の中で揺れていた感情が今止まった。そして、ドキドキしてるのがわかる。
ははっ、こんなとこで、こんな奴に僕の気持ちを揺らされるなんて、ホント、不思議だよ。
いつもおちゃらけてるくせに真面目で、優しくて、誰よりも早く変化に気づいて…
止まらない、止まれない…
バレーをやってて楽しいと思えた時の感情とは違う…また、新しい僕が生まれる
月「急に怖いんだけど、宿予約してるから、行くよ」
「怖いって…宿、?お金はっ!?」
月「無料」
「ギャァぁぁぁぁぁ!?」
月「うるさい」
ただ、幸せはすぐに、潰れるんだよね
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作者名:あいみ | 作成日時:2020年10月15日 1時