なにわの掟6

イベント2 ページ3

西畑side


某有名動画配信者のイベント当日
ワクワクで 寝れなかったのと 朝が弱いのもあって
待ち合わせに 遅れてしまった 西畑



西畑『 おはよー。ごめん 待ったやろ？』


正門『 おはよ。 全然待ってへんよ。行こ？』



嘘つけ。15分も 遅刻したのに 待ってへんわけないやろ！！ リア恋め。なんて 思いながら 待たせたのは
ほんまに 悪いと思ってるので ジュースを奢る




西畑『 ほんまに 楽しみやね 』


正門『 楽しみすぎて テンションめっちゃ 上がって
きたわ 』




2人とも テンションが 高いのは お互い 隣で歩いてるだけで 伝わってくる。あ、ちなみに 外では極力
名前を呼ばない。バレない為に大切やったりする




西畑『 着いたなー 』


正門『 ほんまに 生で会えるんやね…… 』




待ち合わせが 早かったのも あり イベントまでは
時間が ある。 グッズを買ったり 写真を撮ったり
なんかして 時間を過ごす





正門『 なんか ファンのひとの 気持ちわかる気が
する』


西畑『 ほんまやね…… 』



なんて しみじみ して しまったが それも会場に入る
まで。 中に入ってしまえば……




西畑『 やばい！！！やばい！！！！』


正門『 ほんまに楽しみやね！！！！』





テンションMAX。各々 死ぬほど笑い キャーキャー
は さすがに してへんけど楽しんでいた。
イベントはあっという間に終了






西畑『 あー余韻やばい 』


正門『 また 行こうな！！ 』


西畑『 当たり前や！！ 』




帰り道でも 余韻は止まらない。 あれやこれやと
感想を言い合っていた時やった




プルルルル プルルルル




西畑『あ、電話や。 仕事関係かも しれんから出て
ええ？』


正門『 もちろんどうぞ？』



そう言われたので 一応 少し離れたところで
電話にでる。スマホには 『末澤誠也』 の文字
え？誠也くんから？？ 珍しいなんて思いながら
電話に 出る



プルルルル プルルルル ッ



西畑『 もしもし お疲れ様です。 なんかありました？？』



末澤『 おぉー 大吾おつかれ。 休みなのに悪いな』


西畑『 いや、それは 全然大丈夫です 』


末澤『 それがさ、 正門 体調悪いみたいで 連絡
取れへんのよ。コンサートも 近いし 心配やから
様子みてきて くれへん？』


西畑『 え？今日Aぇさんも 休みですよね？？』



末澤『 それが 急遽リハしててん』


西畑『 えぇ……』


物凄く嫌な予感がする 西畑だった

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