なにわの掟4 (ページ16)

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葛藤5 ページ16

高橋side

あれから五分経っても 2人とも少しも動けずにいた。

恭平・流星『 ………… 』

先輩であり年下の流星くんは俺にとって微妙な
立ち位置のひと。だからかずっとどこか距離感が
ある。

すると見かねて大吾くんが声をかけてくれる

大吾『 2人ともいつまでそうしてるん？』

恭平『すみません …… でも …… 』

大吾『流星ちゃんと反省するって言ったん
やからちゃんと叱ってやって』

恭平『でも …… 』

流星『恭平くんええよ。僕頑張るから』

恭平『いや …… 』

流星『僕が悪い子のままでもいいん？』

そういうとどこか寂しそうな目で見てくる
流星くん。それを見て俺も決心する

恭平『わかった。じゃあ流星くんこっち』

そう言って手を引いて膝に倒すと大人しく
膝に乗る流星くん。ズボンとパンツを下ろして
手をお尻の上に置く

恭平『じゃあ遅刻の分 30回な』

バチィンバチィンパァァンパチィン

流星『うぅ、、、あっ、んん』

バチィンパァァンパチィンパァァン

流星『いっ、、うぅぅぅぅ』

バチィンっパシッ

恭平『え？？？？？？？大吾くん？？？』

叩いていると急に大吾くんに手を掴まれて
止められた。無言で首を横に振られる

大吾『高橋。それじゃ流星のためにならんで』

それだけ言って手を離して元の場所に腕を組んで
座る大吾くん。すると小さな声で俺に囁く
流星くん

流星『恭平くん。遠慮しなくてええから』

恭平『ごめん …… 』

あー。こんなん年下に言わせて情けないな。
でもこれ以上情けないところ晒すわけには
いかんから気合いを入れる

バチィィィィィィィン

流星『いったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』