なにわの掟4 (ページ35)

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夏の思い出2 ページ35

大西side

ケンティーにのせられて僕たち3人は早めに
スタジオに入り小道具のバケツを見つけて中庭へ

長尾『うわぁ！案外暗いからほんまにいけそう
やん！！』

道枝『ほんまにええ感じなんが怖い笑』

大西『僕も楽しみになってきた！』

僕だって立派なDK。こんなんワクワクするに
決まっとるやん！！！

そうして 3人で火をつけた瞬間やった

ジリジリジリジリーーーーーン火事です火事です

ジリジリジリジリーーーーーン火事です火事です

ジリジリジリジリーーーーーン火事です火事です

大西・道枝・長尾『うわぁぁぁぁぁ！！！』

けたたましいサイレンが鳴り響く。
僕たちはすぐにバケツに花火を突っ込んで
そのまま逃げた

階段を上がっていると上から丈くんたちが
降りてきた。踊り場でちょうど会ってしまった

藤原『 3人とも大丈夫か！？』

大橋『ケガないか？？？』

大西『大丈夫！！！！！』

高橋『よかったー！！』

平然を装うが多分あの人にはバレとるんやろうな

西畑『誤作動だとええな。火事らしいけど …… 』

びくっ

7人で話しとったらスタッフさんがこっちにきた

スタッフ『みんな大丈夫？？？てか、さっき
中庭で花火したの大西くんたちだよね？』

藤原・大橋・西畑・高橋『花火！？！？！？』

あ、終わった…… 完全に終わった。
スタッフさんに事情を聞いた4人はただただ
頭を下げる

藤原『ほんまにすみませんでした！！！！』

西畑『もうこんなことないようによく言い聞かせますので』

大橋・高橋『すみませんでした！！！』

藤原『お前ら3人もちゃんと謝りなさい』

大西・道枝・長尾『ほんまにごめんなさい……』

スタッフ『まぁ今回はええよ。次は事務所に
報告するから。それとこれじゃ撮影出来ないから今日は延期』

なにわ『はい。ほんまにすみませんでした』

スタッフさんが立ち去ると怒りの表情の
なにわのお兄ちゃんたち

丈くんがいきなり近づいてきて1人ずつ腰を
持ち上げて

バチィィィィィィン

大西『いったぁぁぁぁぁぁぁ』

バチィィィィィィン

道枝『いたい！！！！！！！』

バチィィィィィィン

長尾『いやぁぁぁぁぁぁぁ』

藤原『ふぅーとりあえず楽屋行こうか』

僕たちはとんでもなくヤバイことをしてしまった
みたいです ……