なにわの掟 2

最年長の苦悩3 ページ15

藤原side

俺は完全に やって しまった。正座して いるが 顔を あげると 怒りの 表情の 横山くん。


横山 『 自分 今日 なに してん？』

丈 『 えーと 、、 その …… 』


あの時は ほんとに イライラの最高潮やった。
でも 冷静な 今 考えると 俺がやったことは到底
許される ことや なくて ……。
目の前の 怒りの表情の横山くんを みて 何も 言えない。


横山 『 はぁーーーーー。 まぁええわ。何が 悪かったか お尻 赤くして 教えたる 。 こっち こい 』

丈 『 ひぃ … あの …… ご ごめんなさい 』

横山 『 そんなこと 聞いてないやろ？ こっちに 来なさい 』

有無を言わさない 口調に 俺は 逆らうことは 出来ない。 覚悟を決めて 横山くんの 膝に 乗る。
あぁ。 久々や。 こっち側 …なんて 事を考えると
すぐに ズボンと パンツを おろされ る





横山 『 しっかり 反省しい 』


バチィィィィィィィィ ン

バチィ ン バチィィ ン パチィィン パァァン

バチィィン パァン パァン バチィ ン パチィン …



丈 『 うぅ、、 あぁ！！！ イイイィィ 』



パァァン バチィィン パチィン パァァァァ ン

バチィ ン パァァン パチィン パチィィ ン……



丈 『 あぁぁぁぁ 、、 いたぁぁい！！ふぇぇ 』

アカン。涙が 自然に溢れてくる。 ほんまに 痛くて 痛くて ……


パァァァ ン バチィィン パァァン パチィィ ン

パァン パァン パァァァ ン バチィィン パァン ……



丈 『 うぇぇぇん ！！！ 』

ついに本格的に 泣き出す 丈一郎 だが 横山は構わず 平手を 落としていく



パァァン バチィィィン パァァン パァン パチィン

バチィィン パァァン バチィィィ ン パァァン ……




横山 『 ふぅー。丈。俺の話 聞いてな 』

そう言って 手を止めて背中を 撫でる 横山
しばらく 泣き続けて いた 丈だが 次第に 落ち着いて くる

横山 『 まず 今日 丈 が 長尾にしたのは お仕置きやない。ただの 八つ当たりや 』

丈 『 ひくぅ 、、 はい っ …… 』

横山 『自分のイライラを ぶつけるのに お尻叩くんは 絶対アカン 。 お仕置きって こんだけ痛いやろ？
お仕置き以外で こんな 痛い想い したくないやろ？
それに 八つ当たりで お尻叩いたら ほんまに 悪いこと した時に それが 伝えられなくなる 』

丈 『 うわぁぁぁぁん 』

そう言われて 俺はただ 今までの ことが 溢れて
泣いてしまった。

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