なにわの掟 2

君がいなければ2 ページ46

正門side


僕としては 2回目の グループ。
しかも あまり 立つことのなかった センター。
俺でほんまに ええん やろうか？この 疑問が グルグル 頭の中を回る。そのせいか 最近 寝ようとしても色々 考えて 寝られへんことが ほとんど。



晶哉『 正門くん？？お 〜い？？正門くん！！』

良規『 ……あ！ごめんな！！どないした？』

晶哉『 やっと 気づいた笑 ここなんやけど、、 って 聞いとりますか？』

良規『 …… あ！！またや笑 ごめんな笑それで？？』

晶哉『 ほんまに 大丈夫ですか？？』

良規『 おん笑 ちょっと 寝不足な だけやで。ほら、続きは？？ 』


呼びかけにも 反応 出来ないし 話も まともに 聞いて やれないくらい 正直追い詰められていた。 誰かに 相談 したいん やけど あいにく ツレの あの人達は 今東京で お仕事。他のひとに 相談 …なぁ。出来なきゃ アカンのやけどね笑




良規『 はぁー はぁー もう一回 』



鏡に向かって そう 呟く。踊っても 踊っても 不安で
不安で しょうがない。 その 不安を 消すように また
練習を 重ねる 。誠也くんや リチャくんに 追いつかないと。ダンスでは まだまだ。寝不足な うえに 無理な 練習はアカン。 そんなの 知っている。 それでも やめられなかった。





そんな日々を続けていた ある レッスンの日のこと。
いつも通りに 踊っていた。それは急にきた。
あ、 ヤバい倒れるかも。 それは 自分で も わかった。でも わかっていても 止められなかった。



バターーーーーーン ！！！



身体が 後ろに 傾き 足から崩れ落ち そのまま 地面に 直撃……
かと 思ったが 末澤が 頭だけは 打たないように 無理な体制で なんとか 支えた。


誠也『 正門！！！！！大丈夫か？？？？』

リチャ『 正門！！！！』

大晴・健・晶哉『 正門くん！！！！！！！』


僕の名前を 叫ぶみんなに 大丈夫と 答えようと
したが そこで 意識が 飛んでしまった。

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