なにわの掟

グループとは3 ページ3

西畑side


丈 『 おつかれさん。疲れてるのに呼び出してごめんな。まぁわかっとると思うけど俺はこのままじゃせっかくのチャンスがダメになってまうと思う。

… ってことで関西Jrにもあるけどなにわ男子にも改めてルール作ろうと思う。
このままじゃアカンのは2人もわかっとるやろ？』


和也・大吾 『 そうやな。』


丈 『こうなったのはグループが形成されてからちゃんと話し合いをしなかった俺たちの責任でもある。
厳しくすることも愛情やということの確めも含めて ちゃんと 話し合おうや。 』


3人の話し合いは夜中まで続いた。



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次の日のレッスン後


高橋 side


『 今日は ここまで 』


全 『ありがとうございました。 お疲れ様です。 』



今日もやっとレッスンが終わった。はよ帰ってドラマの続きみたいな。 演技の勉強も兼ねてるんやけどほんまにおもろいねん卍

恭平『 みっちー ・ 長尾 帰ろ〜 』

みちなが 『 おん！ 帰ろか〜』



丈 『 3人ともちょっと ええ ？？ 話あるんやけど。』

トリオ 『 あ、はい！』



みっちーと長尾とはよ帰ろうとしたら丈くんに呼び止められた。大吾くんと大橋くんも横におる。
流星くんはジュース買いに行ったみたいや。
ドラマみたいけど先輩の丈くんに話ある言われたらしゃーなしや。



丈 『 3人はなにわ男子のことどう思っとる？』


トリオ 『 ……… 』


いきなりそんなん言われて思わず停止してもうた。



丈 『 俺はな、ほんまに大きなラストチャンスやと思っとる。3人とは年齢も歴も離れとる。 でも今は大切なメンバーで仲間や。一緒に頑張りたいと思っとる。でも3人の今の行動みとると正直やる気ないんか？って思ってまう。』



丈くんの言葉に俺たち3人は一切動けないでいた。
たしかにそう思われてもしゃーない行動しとった。でも……
どう言葉にしていいかわからへん。


駿佑『俺たちだって頑張りたいと思っとります。でも今までとは違うプレッシャーや責任にどうしたらいいかわからんくて…。』

謙杜・恭平『 僕 ( 俺 ) たちもです。 』



ほんまは1番年上の俺が言わなアカンことをみっちーが言ってくれた。ほんまに助かる。
頼りになりすぎる同期やな。


丈 『 ってことはやる気はあるんやな？ 』


トリオ 『 はいっ！！もちろんです！！ 』


丈『 せやったら関西Jrのルールにもあるけどなにわ男子になってももちろん適応や。いや今までより厳しくいくで！！』

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