なにわの掟2ー5

バチが当たんねん！1 ページ21

佐野side


佐野『こら！ちょ！まる！あつし！待ってって！！』


丸岡『きゃははきゃはは！！』


篤志『おもろーい笑』


元気なちびっ子を追い回す毎日。別に"ただ"のおにごっこなら俺やってこんなに血相は変えない


佐野『バチ置いてくれたら何でもしたるから！ね！止まってって！！』


篤志『いややぁ〜笑』


丸岡『みてみてあつし！！』


パチパチ


篤志『すげぇー！！俺も！俺も！！』


佐野『ああ！！壊れるってやめてやぁぁ！！』



俺の大倉くんからもらった大切なドラマスティックが！！
小さいから加減も知らずパチパチ色んなとこを叩きながら走り回っとる！！もうやめてぇ！！



佐野『そんなんしてたらバチ当たるで！！』


丸岡『どんなぁ〜？笑』


篤志『こんなかんじぃ〜？笑』


佐野『ちがうって！ほんま返して？な？』



そう言って鼻にドラムスティックを突き刺す篤志！！危ないから！！！そのまま鼻から抜いて走り出す2人に絶望しそうになっていると急にバチが目線から消えた





ヒュッ パチィィィィィィィィィィィン！！


丸岡『ぎゃあああ"ーー！！！！！！！！！！！』





ヒュッ パチィィィィィィィィィィィン！！



篤志『いたい"ー！！！うわぁぁぁぁぁぁん！！！』





どこから現れたのか正門くんで2人からバチを取り上げてそのまま2人のお尻に"バチ"を振り下ろしたのだった





正門『こら！！こんなん持って走り回ったらアカン！』



丸岡・篤志『ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん！！ごえんなさい！！"』



正門『怪我したらどーするん？それにこれは仕事道具や。遊んでええもんやない。わかった？』


丸岡・篤志『は"い"！！！』


正門『はい、よろしい。じゃあ2人とも晶哉にごめんなさいは？』


丸岡『佐野くんごめんなさいっ！！』


篤志『おれもぉ〜！ごめんなさい！！』


佐野『ええよ。これでもう遊ばんといてな？』


丸岡『はーい！ﾋｸｯ篤志向こうであそぼ！』


篤志『ﾋｸｯええよぉ！！』


そう言って強風のように去っていく2人。ほんまあの2人は台風やな(苦笑い)




正門『はい晶哉これ。ちびっ子の手の届かんところに置いとかな駄目やろ？』


佐野『あぁよかった。壊れてへんっ！正門くんありがとうございます！！』


正門『それ年季はいっとんな？』


佐野『これ大倉くんからもらった思い出のバチやからっ』


正門『そうなん？』


佐野『これは俺がグループ加入させていただいてすぐの話です』

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