なにわの掟2ー5

違うから！4 ページ19

池川side


佐野『俺がカッコよくなるためのヒントゆきやだけにあげる。せやけどその前に悪い子してたお仕置きな？』


池川『あ！いやっ！！』


あかん！と思ったときにはもう遅いねん！分かっとったけど！！！！視界がぐるんと回って気づいたら畳の上に正座した佐野くんの膝の上に乗せられとった！！



佐野『レッスン遅刻してきたりスタッフさんやメンバーに悪態ついちゃあかんやろ？』


池川『ちがいます！！かっこよくなるには力ぬくのがええって皆んな言うから！』


佐野『なんで力抜いたらレッスン遅刻してくんねん笑それに上手くいったのダンスの話やろ？』


池川『そうです！けどっ！』


佐野『アカンもんはあかんしそれ全然カッコよくないからな？』



こんな冷静に話してるのにズボンとパンツをあっさりおろされてお尻がヒヤッとする。そして僕も感じていた矛盾をはっきり否定されて苦い薬を飲んだような気持ちになる




パチィィィィィィィィィィィィン！！



池川『っっっっっっっっ！！！！！！！！！』



声にならへん声が口から逃げ場を探す。まだ1発目やのに僕が佐野くんから受けたなかで1番痛い1発やった



バチィィン バチィン パチィィン パチィィン




パチィィン バチィン！ バチィン！ バチィィン！…




池川『っっつつああ"ー！！！！！いたい！！いたい！！！いたい！！！！』




パチィィン バチィィン バチィィン パチィィン





バチィン バチィン パチィィン パチィィン…




池川『あぁ"ーーーーーん！！！さのくん！！！いたい！！！いたい！！！むりや！！！！たすけてぇ！！』



佐野『間違ってるって分かってたんやろ？それでも悪い子してたからやで？痛いのしっかり味わい？』



余計お尻が痛く感じる一言。佐野くんには敵わへんなっ
でもお尻もういやや！！





バチィィン パチィィン パチィィン パチィィン





バチィン！ バチィィン バチィン パァァン バチィン…





池川『あぁあああ！！！もうちこくしない！！生意気言わへんから！！！！』


佐野『せやな？そうしときっ』



バチィィン バチィィン バチィィン バチィィン




バチィン バチィィン バチィィン バチィン バチィン…




池川『びぇぇぇぇぇ〜"！！！！！！いたいよぉっ！！！うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！！！』



人生で1番痛かったと思えるお仕置きはもう少しだけ続いたのだった

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