なにわの掟2ー5

可愛いから5 ページ13

藤原side


スタッフ『丈くん電話！大倉さんから！！』


スタッフさんに呼ばれて慌てて抜けて廊下に出る


藤原『もしもし！お電話かわりました！大吾何かやらかしました？』


大倉『おぉー。ちょっと酷すぎてな。手伝ってほしいねん』


藤原『ほんますみませんっ！どーしたらええですか？』


大倉『まず今から俺の楽屋の方誰も来おへんようにしといて〜あと、お前だけで俺の楽屋きて。前に大吾おるけど無視してええから』


藤原『了解です！』



電話を切ってから俺は素早く事情を数名に説明して大倉くんの楽屋へ向かう



『 ひぐっっびくっっっ""！！ 』



大倉くんの楽屋に近づくとほんまに真っ赤に腫れ上がったお尻を晒しながらも意外にも素直に立ってる大吾が目に入った



西畑『っっぁぁっだれ？？？みいひんといてくださいぃぃっ』


藤原『大丈夫。俺や。俺だけやからっ』


西畑『ひくっ、、じょおくん？？』


藤原『そぉ。誰にも言わんからっ』


パニックになりそうやったから大吾に一言だけかけて頭をポンとして中に入った




コンコンッ


藤原『失礼します。丈です』


大倉『おそーい』


藤原『いやいや！すぐきましたって！大吾が迷惑かけてすみませんっ』


大倉『ほんまやで？笑これみてや？笑抵抗されすぎてあちこち痛いわ笑』



そう言ってズボンを捲る大倉くん。そこに現れたのは真っ赤な脚。嘘やろ！？！？！？



藤原『ああ"！！ほんまにすみません！！』



大倉『はは笑ええよええよ笑償いは大吾にさせるから笑』



笑顔でそれを言える大倉くんの偉大さに感謝するしかない。最後の一言めっちゃ怖かったけど笑



藤原『大吾もうだいぶ懲りてそうでしたけど…俺は何をしたらええですか？』


大倉『立会人と生贄笑』


藤原『…………は？？？？？？あ、いやすみません！！』


大倉『ふははは笑お前俺先輩やぞ笑』


藤原『すみません！でも大倉くんがわけわからんこと言うから！！』



それから事情を説明されて納得した。でもそれにしても言い方悪すぎひん！？



大倉『そろそろ大吾ちゃん入れてあげへんとな〜寂しがり屋やから放置したらすぐ素直なるから笑』



こうして俺にアドバイスをくれるのも大倉くんの優しさ。
大吾のことなんてあんま叱ったことないし笑ずっと俺らの前ではしっかりしてたから




ガチャ


大倉『大吾？反省する気になったら入ってええで？』

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