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百十九話*救出 ページ8

「此処………?」

中には誰もいない

少しの気配を頼りに歩を進めた

「……あ、いた。」

案外あっさり見付かったな

「野上さん!」

「この檻なんとかしたらいいの?」

殺せんせーも中にいる

これは対先生物質も含んでいるのか

「ご主人! 酷いよ!」

「主、置いてかないで下さい。」

あ、忘れてた

「…檻? 開ければいいんですか?」

「うん、哀、開けて。」

哀は檻を掴み、そのまま引っ張り裂いた

……怖っ

「これでいいでしょう、では逃げますよ。」

「待って下さい、烏間先生が今戦っています。」

殺せんせーは奥を見つめている

「分かった、終わるまで待つよ。」

「……てことは私要らなくない?」

瀬戸内が来た

不満そうな顔で此方を見ている

「瀬戸内……。」

「勘違いしないで、命令だから来たの。」

ツンデレだ、瀬戸内ってツンデレなのか

「まぁ命令でも来てくれたんだ、ありがと。」

瀬戸内とはあまり良い関係じゃない

けどこの子も明らかに避けてるわけでは無さそうだ

仲良くなる、とかは少し無理かもしれないけど

ちょうど良い関係を保てればいいよ

「………終わりました。」

殺せんせーはそう言った

「烏間先生の勝ちです。」

「へえ、強いね。」

もしかして僕達来なくてよかった?

百二十話*勝利→←百十八話*私も?



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作者名:天原依愛 | 作成日時:2017年1月21日 19時

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