百三十五話*因縁の対決 ページ24
E組の皆と教師の面々
勢揃いで茅野さんを見た
服装が明らかにアンバランスだ、首にマフラーをし、ノースリーブのワンピース
成る程、あれが触手の……
「野上さんの読みでは如何なの?」
太宰君はこのシリアスな場に会わないような明るい顔だった
おーい、そんなんじゃ嫌われるぞ
「太宰君の方が頭良いから分かるでしょ。この勝負の行方。」
「いやいや、無理だよ。」
茅野さんは炎のリングを作り、戦闘を開始した
「炎の触手かぁ、凄いね。」
精神が駄目になってきているらしいけど
死ねと連呼する茅野さんを唯見つめる
その時、殺せんせーの顔だけがきた
茅野さんを止めろ、という事らしい
殺せんせーは戦闘に専念してしまい、皆で方法を考える事になった
「野上さんは……?」
「無理、殺しちゃう。」
殺さずに止めるなんて今は無理
第一僕も危ないだろ
「よし、太宰先生飛び込め。」
「いや、全然良くないよ!?」
「けど運が良いと茅野さんと死ねるよ?」
「……心中させたいのかい?」
そんな茶番を続けていると、潮田君は閃いたような顔をした
殺せんせーが茅野さんを止める
潮田君は前に出て…………
_______キスをした
117人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天原依愛 | 作成日時:2017年1月21日 19時