5ツ葉のおもちゃ箱 ８

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《Mside》


M「・・おはよー・・」

早めの集合

朝が弱い俺は目が覚め切らない状態で楽屋に着いた


「おはよう」

「おはよ」


声は聞こえてるものの、目が開いてない俺は、そのままソファーに座りこんだ


「マツジュン」

近くで聞こえたのは、俺の好きな声


M「どうした？」

A「あの、これ」


差し出されたのはホットアイマスク


M「・・だから、別に」

俺に気を使わなくても


A「ち、違う。しょーくんにも、さっき渡したの、同じの。だから」


見ると、翔くんもアイマスクを着けてソファーに座っていた


M「サンキュー」


マーなりの気遣い

こういう所が本当に俺は・・


A「あ、のさ」

M「ん？」

A「あ、やっぱいいや！今日も仕事がんばろうね！」


・・ん？

カズの所に戻ったマーは、いつもの変わらない


なんだったんだ？今の



気になる所はあるものの、マーに笑顔が戻ると俺らのグループは明るくなる




焦らず、少し待ってみるか・・


・

・

・



冬のコンサートが近付いて、俺も更に忙しくなってきた


A「・・マツジュン、今日もこの後打ち合わせ？」

2人でのロケ後、マーから話し掛けられた


M「あぁ、また朝までコースかな(笑)」

A「そうなんだ・・、あんまり無理しないようにね」

M「無理は出来る時に無理しないと。今回はファンの皆が驚くようなコンサートにしたいんだよ」


夏のツアーと違って、冬は短い期間

多少の無理は出来る

夏のコンサートでは出来ないような演出


考えられる事は沢山ある

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