ツインレイ【SA】

第２５話 ページ27

《Sside》


二宮の話は衝撃的だった

そして、更に衝撃的な事が起こった

それはマツジュンからの電話




S「本当なのか？」

M『うん、本当。で、流石に２人で会う訳にはいかないから、俺に一緒に行って欲しいって』


麻衣が雅紀を食事に誘った・・

雅紀は俺に気遣ってか、２人きりはまずいと思ってマツジュンに連絡した

麻衣の好きな奴って言うのは本当に雅紀なのか？




M『とりあえずOKしたけど』

S「よろしく頼む」

M『なんなら、翔さんも来れば？』

S「俺はいいよ」

M『麻衣の好きな人が本当に相葉さんか、自分の目で確かめたら？』


どうしてか、行くと言ってしまった


妹の恋路には興味が無いし

あいつとも、話したい訳じゃないのに・・



指定の場所に行くと、すでに雅紀が居た


A「え？さ、櫻井さん？」

驚いた顔をしてる

そりゃそうだろう


M「ごめん、連れて来ちゃった。いいよね？麻衣の兄だし」

A「あ、うん・・。別に」

S「迷惑だったか？」

A「え？いえ！とんでもないです！大切な妹さんが、男と会うなんて、心配でしょうから」


・・大切、か


その後、妹が来た


ま「え？何で？何でお兄さんと潤くんが居るの？」


知らされてなかったみたいで驚いている


A「ごめんなさい、俺が呼んだんです。上司の妹さんとふたりきりで会うのはよくないと思って」

ま「そんな・・」


泣きそうな顔をする麻衣

本気みたいだな・・

本気で雅紀の事を


M「ま、ゆっくり話でもしながらご飯食べようよ」

S「あぁ、そうだな・・」

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