おまけ ２・・２ ページ44
《Aside》
ファミレスに行くと
さっきまで
一緒にいたお友達はいなくて
ひとりだった
「お疲れ様。ごめんね、呼び出して」
A「いえ・・、あのお友達は？」
「あぁ、帰らせた。人に聞かれると困る話でしょ？」
・・っ
「あぁ、ごめん。そんなビビんないで。大丈夫だから。俺、小原裕貴。翔の幼馴染なんだ」
A「しょーちゃんの・・」
裕「翔から‘まさき’って言う名前は聞いてたからさ。あそこで働いてる事も。で、会いに来たって訳」
A「そう、なんですね」
裕「驚いたけど、まぁ、あいつは本気みたいだし」
A「ご、ごめんなさい」
裕「謝らなくていいよ(笑)ただ・・」
A「っ、た、だ・・？」
裕「最近、翔が家に殆ど帰って来ない事をあいつの親父さんが怪しんでる」
・・俺が
しょーちゃんの勉強部屋に
住まわせてもらうようになってから
しょーちゃんは
ほぼ毎日
あの部屋にいる
裕「多分、バレんのも時間の問題だと思う。で、そうなると」
A「怒られます、よね・・」
親なら
当然だ
裕「あいつは長男だし、親父さんもあいつに期待してるからさ」
俺とのコトがバレたら
どうなるかなんて
目に見えてる
裕「あいつはきっと何を言われても平気だし、親父さんに何か言われて考えを変える奴じゃない」
うん
そういう人だ
裕「でも、その矛先が君に行くのが心配だ。良く知ってる人だからその怖さも理解してる。君が耐えられるのかなって」
・・っ
裕「そもそも君は翔の立場を理解してるから、翔との事には消極的だったんだろ？」
A「はい・・」
裕「多分、全力で別れさせようとすると思う。大丈夫？」
そう言われると・・
大丈夫、とは言い切れない
大好きだけど
大好きだからこそ
しょーちゃんの
ご両親のコトが
気になる
大切なご両親を
悲しませて
いいんだろうか・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱葉(プロフ) - 美羽さん♪ おまけありがとうございます！その後のふたりとても嬉しかったです(^-^) 大ちゃんにはどんなことが見えているのかなぁ。リクお願いできるのでしたら大ちゃんサイドで是非〜(*´-`) (2019年8月1日 21時) (
レス) id: 0aa6a5615d (このIDを非表示/違反報告)
まなぶ(プロフ) - 美羽さん、おまけのその後のお2人、嬉しいです〜いつかみられるかなあ？とひそかにお待ちしていたので本当に嬉しいです！！もう2人で住んじゃいなよ！！って思ってます（笑）おおちゃんの視える力も気になります〜 (2019年7月30日 22時) (レス) id: 30f608d663 (このIDを非表示/違反報告)
雅葵(*^◇^*)(プロフ) - 美羽さぁん♪ おまけ、楽しく読みましたぁ(^◇^) 一緒に住んでる2人、どんなかなぁって♪ おぉちゃんに視えてる未来も気になります♪( ´▽｀) (2019年7月30日 18時) (レス) id: 8eda1ea733 (このIDを非表示/違反報告)
麒麟(プロフ) - 美羽さん、完結おめでとうございます。久しぶりに美羽さんの櫻葉に会えて嬉しかったです。想いが通じた２人のお話もいつかよろしくお願いします。次回作も楽しみにしてます。 (2019年7月26日 0時) (レス) id: 63e1eb0b9f (このIDを非表示/違反報告)
スギコダマ(プロフ) - 美羽さん、完結おめでとうございます。今回のお話も素敵でした！医者になったあとも二人が幸せだといいなと想像しています。 (2019年7月25日 17時) (レス) id: 72834539c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美羽
| 作成日時：2019年5月20日 15時
